丸の内で楽しんだ、浴衣で夏酒

 新丸ビルを浴衣でジャック!?

昨年末に行なわれた、「日本酒と着物100人女子会」が大盛況で幕を閉じ、期待しましたよね、次は?って。

ちゃんと期待に応えてくださいました、
あおい有紀さん×福山亜弥さん×save sake projectさん。

そして8月11日、行なわれたんです、
「夏酒meetsゆかた女子~負けるな紫外線!逃すなビタミンC!夏野菜料理と爽やかな夏酒で涼を呼び込む!!」

……、このタイトル……、
イベント・タイトルの長さに命をかけている?若手蔵元の会も負けそうな勢いですが、浴衣で楽しむ夏の会は、やっぱりテーマは紫外線!! だいじですね。

「陸奥八仙」vs「紀土」©save sake project

今回のゲスト=お酒の提供は北から「陸奥八仙」の八戸酒造さん・駒井専務、西から「紀土」の平和酒造さん・山本専務という顔ぶれです。

男性も浴衣姿というだけで、リラックスして見えるから不思議です。山本専務も、次回はぜひ、浴衣で……ね。©save sake project

多勢な女子に囲まれて、かな〜り緊張気味だったという山本専務(左)ですが、さすがにお酒の説明は慣れたものです。駒井専務は、リラックスムードの中にも、お酒の説明になると力がこもります。

今回のラインナップ
■紀土 【和歌山県 平和酒造株式会社】————–
「紀土 特別純米酒 夏ノ疾風」日本のうっとうしい夏を吹き飛ばす爽快感
「紀土 純米吟醸酒 Shibata’s」蔵に寝かせてあるお酒。中取り原酒を1年半寝かせた
「鶴梅」(「天下御免」(優勝)をとった柚子リキュール)
「紀土 純米酒」和歌山の風土を表現し、米の甘みも感じさせる
■陸奥八仙 【青森県 八戸酒造株式会社】———–
「陸奥八仙 夏吟醸生酒」夏酒 13度程度の軽快なお酒
「陸奥八仙 純米大吟醸 華想い40」蔵に寝かせてある酒
「陸奥八仙 赤ラベル特別純米無濾過生原酒」看板商品のお酒をフルーツと共にカクテルに。
「陸奥八仙 いさり火純米火入れ」純米酒 辛口タイプで魚介類に合う飲み飽きしないタイプ

乾杯!©save sake project
今回も息のあった楽しい司会のあおい有紀さん(右)と福山亜弥さん

それぞれでもお酒の会を企画、運営しているお二人が組む,最強のこのシリーズ。参加者に負けず、楽しそうなやり取りが、いっそうお酒やお料理を引き立ててくれます。

酒縁友達の多いあおいさん。今回もお友達が参加。
お、これは、ぴょんぴょんマークのお猪口!©save sake project
右奥はドレープのような生地がユニークな着物姿の井上さんとこの後も所用ありというWヘッダーの花登さん。今回はちらほら男性陣の顔も。
実は「陸奥八仙」も「紀土」も初めて、というお二人。facebookでイベントを見かけ、新たなお酒との出合いを楽しみにして訪れたと、嬉しいお言葉!
シュハリの野菜セットなど、今回も豪華なプレゼントがもりだくさん。
もちろん!musmus自慢の蒸し野菜も。©save sake project

不肖、伝々、所用有りで途中退場いたしました。 見とかなきゃいけなかった、夏のケア。いや、飲みたかった!食べたかった!………

また、やってくださいね、あおいさん、亜弥さん、save sake projectさん!

 

 

 


「自粛から日本酒を救え」こぼれ話・第3回

さすが本職、一大キャンペーン「ハナサケ!ニッポン!」

ーー(末尾に情報を加えました。2011.3.16)

あれから1年。3月11日をみなさんはどう過ごされたでしょうか。

最終回は、当サイトもお手伝いした”「日本酒と着物 100人の女子会」にもご参加いただいた”とかいう「ハナサケ!ニッポン!」のタカハシマコトさん。当日の写真を改めて見て、それらしき人、発見しましたよ。

タカハシマコトさん。自粛ムードを一変させた仕掛人。 ちなみに、今は、海外逃避行中??のようです。

実は、「ハナサケ!ニッポン!」が流したYou Tubeの動画を、私はたまたま公開されたその日の夜に見て、月曜の朝、南部美人の久慈専務に電話を入れ、話を伺いました。まだ、誰からも取材が入っていなかったようで、「見てくれたんですか」と、のんびりした様子。じっくり話を伺えたのですが、その直後から取材依頼がすごかったようですね。

そして、記事にも書いた通り、誰が製作したのかは教えてくれず、「知り合いが」と。でも、実は全く知り合いではなかったんですね。

事務局の方とも連絡を取り、お話ししたのですが、「数人がボランティアでやってまして……」とだけ。(話したうち、男性の方はタカハシさんだったかも、です)、と、なんだか疲れた様子でした。

ハナサケ!ニッポン!

そりゃ、疲れているはずです。事務局と言っても3人くらいでやっていて、他に映像編集、デザインの方が協力している程度。後で分かったことですが。

日経ビジネス・オンラインでは、震災後間もなく南部美人さんの別記事が掲載されたばかりで、ボツになりました。

それでは、主宰者であるタカハシマコトさんが石原発言以後に取った行動の流れを追ってみます。

  • 3月29日(火)、「酒なんか飲んでる場合じゃない」という石原都知事発言。
  • 3月30日(水)、「花見自粛論争」がソーシャルメディアやネット掲示板で激論になる。
  • 4月1日(金)、昼
  •   仲間と企画会議。盛岡にあるグループ会社の友人に電話。現地の様子を聞いて企画書をまとめる。長く停電していたため、被災地では東京などの自粛ムードも知らない人が多く、都知事発言から都市部での自粛の風潮とそれに対する反発など、花見自粛論争についての説明も加えた。
  • 4月1日(金)、夕方
  •   盛岡の友人を通して「南部美人」の久慈さん、「あさ開」の藤尾さん、「月の輪」の横沢さんの3人に協力を要請し、同意を得る。久慈さんはその日の夜にskypeでライブ録画。商品写真などを送ってもらう。藤尾さん、横沢さんはデジカムで収めた映像を送ってもらった。
  • 4月2日(土)、徹夜で映像を編集。夕方、発信元を「ハナサケ!ニッポン!」として、「あさ開」「南部美人」のメッセージをYou Tubeにアップ。
  • 4月4日(月)、You Tubeを見たメディアから蔵元に多数、取材依頼が入る。「月の輪」をYou Tubeにアップ。併行してHPを製作。
  • 4月6日(水)、HPを公開する。

さすがプロ、とはいえ、すごい速攻作戦です。ただでさえ忙しい広告代理店の方なのに、少ないプライベートの時間を使ってのことだったのですが、素早く動いたことで効果も反応も大きかった。やった甲斐があったというもの。それは、みなさんのご記憶に強く焼き付いていることと思います。

「仕事もこのくらいやってほしいものだ」と、言われたとか、言われなかったとか……。

今回ご紹介した4つのプロジェクト、ほとんど1人で発想し、スタートして、周りを巻き込んでいった。その、冷静な目と行動力。……とにかく始めて見る。

石橋を叩いて壊す私には、ひたすら尊敬するばかり、です。

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===もっと “こぼれ話” ===

遠く海外でこのブログを見たタカハシさんから、ぽろっと思い出話がこぼれました。

ブレーキなしのハナサケ・カーも思わずアクセルを踏む力が緩んだのではないかと思われる、じんわりとくるお話だったので、是非、お伝えしたいと思います。

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「縁は異なもの」〜ちょっといいハナシ

実は、10年ほど前、タカハシさんはあさ開さんのPRを担当していたのだそうです。

そして、ライトな大吟醸の「水の王」、大辛口の純米酒「水神」の名付け親(!)だったとのこと。

今回の行動を起こす際、相談した盛岡の友人というのは、盛岡博報堂在籍の方で、当時の担当営業だったのです。タカハシさんご自身は、担当を外れたため、ほぼ10年ぶりであさ開さんにご連絡をとったのだそうです。

「担当を外れてずいぶん経つので、もし、今回の震災がなければ、あさ開さんとお話をすることは二度とないままだったかもしれない……」と感慨深げです。

そして、
「人の縁は異なものですね」
……あさ開の村井社長がふと口にした、そんな言葉も伝え聞いたそうです。

ハナサケ!ニッポン!
Save The 東北の酒
いま買うべき東北の日本酒リスト
save sake project
自粛から日本酒を救え


「自粛から日本酒を救え」こぼれ話・第1回

ご愛読・ご協力に感謝!〜まずは「save sake project」から

2011年4月、被災した酒蔵とそれを取り巻く状況を、6回に渡って「日経ビジネス・オンライン」で連載させていただき、ありがたいことに想像を超える反響をいただきました。

今回、2011年に取材させていただいた方や気になっていた方々を取材させていただく機会を得て、こちらも大きな反響をいただきました。記事はこちら
加えて今回は、このブログを書かせていただいているということで、いつもお世話になっている(不義理をしてご迷惑をおかけしている)、この「いいね!日本酒」をはじめ、facebookを通じて、また実際に交流のある方々にも記事を紹介していただき、広めていただきました。感謝、です。

そして、シリーズ最終回でご紹介した「自粛から日本酒を救え」は、まさに「いいね!日本酒」が活動の中心に据えているソーシャルメディアの活躍を取り上げたもの。サイトを運営しているほとんどの主宰者が表には出ていないため、その裏側が気になっていた方も多かったのではないかと思います。

全く知らずに取材を申し込んだのですが、実は、「いいね!日本酒」とも縁浅からぬ「save sake project」と「ハナサケ!ニッポン!」は、イベント開催協力もしていた間柄。「早く言ってよ」、と後になって思いました。だって、「日本酒と着物 100人の女子会」にもいらっしゃっていたって言うじゃないですか、タカハシさん!
そして、「いま買うべき東北の日本酒」! 私が何度、取材依頼のメールを送っても、全く反応無し。そんな矢先に、ひょっこり「いいね!日本酒」の応援サイトランキングにご登録!

まるで、お手軽に知り合いの4人を紹介したとか思われそうなくらいリンクしてしまいましたが、リストアップした当初は、こんな風につながってしまうとは全く思ってもいませんでした。
もちろん、ここでご紹介した方たちだけでなく、酒蔵支援だけを取ってみても、「日頃、お世話になっている日本酒のため」と、多くの方達が支援サイトを立ち上げていらっしゃいます。その例として、この4つのプロジェクトを取り上げさせていただきました。

で、4つのプロジェクトを1回で紹介しなければならないという制約のため、盛り込めなかったことがたくさんありました。せっかくなので、この場を借りて、3回に渡ってご紹介させていただこうと思います。

関口哲人さん

まずは馴染みのあるところで、「save sake project」の関口さん。「いいね!日本酒」が協力させていただいた「日本酒と着物 100人の女子会」を企画した一人です。裏方に徹していらっしゃいますが、「いたね、この人」って感じで、見覚えがあるのではないでしょうか。

学生の頃から学園祭の実行委員も進んで務め、イベントの幹事も面倒とは思わない、という関口さん。
「だから、今も飲み会の幹事を引き受けている感覚」なのだそうです。実はそれまで日本酒を飲まない人だったのに、今では1杯目から日本酒!
というわけで、基本は一匹狼ですが、「日本酒と着物 100人女子会」であおい有紀さんや福山亜弥さんと組んだように、その都度、一緒にコラボする人のカラーや想いによって、違ったものが生まれて来る、そんな面白さがあって続けているとのことです。

save sake project

企画している女子会は、2ヶ月に1回行なっている鎌倉の「たからの庭」以外は基本的に不定期ですが、「やり始めた責任はあるから」と、無理せず、ずっと続けて行く決意だそう。
「たからの庭」では毎回、東北の酒を取り上げ、また、「ハナサケ!ニッポン!」とコラボすることがあれば、やはり東北の酒をクローズアップすることになるので、それ以外では、むしろ東北以外をケアしていくことが必要、と。
その一方で、本当に東北の酒が飲まれているのかどうか、調べてみたいな、とも考えているそうです。