春本番!日本酒イベントの季節到来!

関東関西、注目イベント続きます。

※「大森弾丸ツアー」の組み合わせを更新しました。(2014/04/19)

例年より早く行なわれた「第14回 若手の夜明け」もさらに賑わいを見せて終了。

造りの時期が終わった人、あと少しの人、まだまだ続く人、みんな楽しそうでした。もちろん、来場者の方たちが楽しんでいた様子は言わずもがな。

そして、まだまだ楽しいイベントは続きます。今年は、飲み歩きイベントについに奈良が参戦。がっ!すいません。ほぼ完売状態とのこと……。

新酒が出揃う春の日本酒、お近くで、旅先で、楽しんでくださいね。

■「奈良で酒めぐり 酒なら日本酒」=====

ついに、山、動く。「日本酒、発祥の地」ともされる奈良が、満を持しての飲み歩きイベント参戦。申し訳ありません.チケット発売後、瞬殺で完売状況。もしかしたら、残っている店舗もあるやなしや……。

*****「4月13日 第1回奈良で酒めぐり酒なら日本酒」*****

 【  日 時  】2014年4月13日(日)12時〜26時(店舗によって異なる)
【  場 所  】奈良県奈良市近鉄奈良駅周辺9店舗
【 入 場 料 】前売り:1,500、当日:2,000
【販売方法】チケットは参加各店舗で。当日はTシャツを着て各店へ行くと、日本酒1ショットと肴を500円で提供。
!!全9店舗めぐった方には特典あり!
【問合せ先】「酒なら日本酒」事務局(酒房亜耶内)
TEL0742-25-0272(17:00〜22:00)最新情報は「酒なら日本酒Facebookページで」https://www.facebook.com/pages/酒なら日本酒/1407585652831082?ref=stream

<<参加蔵元★飲食店>>

1)「いにしへ長屋」★『大倉』大倉本家
2)「グリルチェンバー」★『長龍』長龍酒造
3)「吟酒遊膳庵厨」★『初霞』久保本家酒造
4)「酒房亜耶」★『百楽門』葛城酒造
5)「折衷旬彩香月」★『花巴』美吉野醸造
6)「なら泉勇齊」★『神韻』増田酒造
7)「大和旬菜・魚・鶏じゅん平」★『篠峰』千代酒造
8)「よばれや」★『梅の宿』梅乃宿酒造
9)「和洋遊膳ほおずき」★『風の森』油長酒造

 

■「福興◎福島大森弾丸ツアー2014」=====

「日本酒の町・大森」で繰り広げられる福島の復興応援飲み歩き。年々、パワーアップし、今年は13店舗13蔵の参加です!そして、今年はシステムが変更に。イベント秘話はこちら

*****「4月26日「福興◎福島大森弾丸ツアー2014」

【  日 時  】2014年4月26日(土)17時〜22時
【  場 所  】大森の飲食店13店舗
【 入 場 料 】前売り:なし、当日:500円(グラスのディポジット)
【販売方法】各店舗で当日、グラスを入手し、飲み歩き後、持ち帰り可。不要な場合、返品すればディポジットを返金。
【問合せ先】http://oomoridangan.web.fc2.com/

<<参加蔵元★飲食店>>

昨年の組み合わせ;

01)「地酒と地魚吟吟 」★『山の井』『会津』会津酒造
02)「蕎麦と料理柏庵 」★『奈良萬』『夢心』夢心酒造
03)「日本酒とワインのお店ottimo 」★『一歩己』豊国酒造
04)「日本料理仲志満 」★『会津娘』高橋庄作商店
05)「男の料理と旨い酒TANIYA 」★『野恩』『弥右衛門』大和川酒造店
06)「和の酒T’sBAR 」★『花泉』『ロ万』花泉酒造
07)「和旬楽酒楠 」★『会津中将』『ゆり』『永寶屋』鶴乃江酒造
08)「季節料理 こばやし 」★『天明』『一生青春』曙酒造
09)「和彩ダイニング膳 」★『あぶくま』玄葉本店
10)「創作ダイニング凛 」★『廣戸川』松崎酒造店
11)「串焼きわか 」★『辰泉』辰泉酒造
12)「トラットリアバガボンド 」★『磐城寿』『一生幸福』鈴木酒造店長井蔵
13)「ワインカフェ月 」★『蔵太鼓』『喜多の華』『星自慢』喜多の華酒造場

 

■「愛酒でいと2014」=====
「日本酒を若者にも飲んでもらいたい」、そんな思いで、「スナックうさぎ」の原口さんがスタートさせて、今年で7回目。蔵元20蔵、飲食店23店が参加する他、3組のアーティストらが出演。音楽を楽しみながら、日本酒や料理(共に300円~)を味わえる。

*****「4月29日愛酒でいと2014>」*****

【  日 時  】2014年4月29日(火・祝日)14時~18時
【  場 所  】ライブホール「ZeppNamba」(大阪市浪速区敷津東2)
【 入 場 料 】前売り:2,500円、当日:なし
【販売方法】各店舗へ
【問合せ先】「愛酒でいと」事務局・日本酒うさぎ:06-6944-8899(午後3時~午後11時)http://blog.livedoor.jp/aishudeito/

<<参加蔵元★飲食店>>

01)「惣作料理喜きつ」★『一博』中澤酒造(滋賀県)
02)「奈良の美味いもん処よばれや」★『北島』北島酒造(滋賀県)
03)「Kitchen和(nico)」★『貴』永山本家酒造場(山口県)
04)「おでん〇/bonbori」★『天青』熊澤酒造(神奈川県)
05)「SASAYA/居酒屋梅の湯」★『相模灘』久保田酒造(神奈川県)
06)「海の家天六マッシュアップ」★『酒屋八兵衛』元坂酒造(三重県)
07)「地酒とじ魚の居酒屋羅漢」★『原田』はつもみぢ(山口県)
08)「東心斎橋ほおずき」★『大正の鶴』落酒造場(岡山県)
09)「炭焼笑店陽/さつま黒豚食堂川崎商店本町本舗」★『小左衛門』中島醸造(岐阜県)
10)「小料理ともか/楽酒楽肴越冬」★『玉川』木下酒造(京都府)
11)「サケとスミビとロシュタン」★『菊鷹』藤市酒造(愛知県)
12)「創作居酒屋ぶどう組」★『大倉』大倉本家(奈良県)
13)「北浜くくり」★『美冨久』美冨久酒造(滋賀県)
14)「宮崎名物もも焼きまんとく」★『花垣』南部酒造場(福井県)
15)「魚料理と純米酒だんらん家」★『花巴』美吉野醸造(奈良県)
16)「大阪焼トンセンター」★『大治郎』畑酒造(滋賀県)
17)「魚菜ことわ」★『文佳人』アリサワ(高知県)
18)「もも焼きかわむら」★『七本槍』冨田酒造(滋賀県)
19)「スナックうさぎ」★『鯨波』恵那醸造(岐阜県)/『忠臣蔵』奥藤商事(兵庫県)

 

■「上方日本酒ワールド2014」=====
大阪天満宮を舞台に繰り広げられる春の日本酒祭り.屋台感覚でお酒とおつまみを楽しめる。

*****「5月5日上方日本酒ワールド2014」*****

【  日 時  】2014年5月5日(月・祝日)、10時〜16時30分頃
【  場 所  】「大阪天満宮」境内(大阪市北区天神橋2-1-8)
【 入 場 料 】前売り:500円(発売中)、当日:600円(→4)
【販売方法】1)協力飲食店・酒販店・協力店
2)イープラス(全国のファミリーマートで購入可能)
3)日本酒卍固め本部からの郵送(お支払い方法は新生銀行振込、発送方法はクロネコメール便)
4)当日券:1枚600円、5月5日09:30〜、大阪天満宮境内北口周辺にて販売。
(混雑具合によっては販売を中止もあり)
【問合せ先】日本酒卍固めhttp://blog.livedoor.jp/manjigatame3/

<<参加蔵元★飲食店>>

01)「市松」(大阪府・北新地)★『竹鶴』(広島県)
02)「かんすけ」(福岡県)★『杜の蔵』(福岡県)
03)「神田新八」(東京都・神田)★『神亀』(埼玉県)
04)「京都捏製作所」(京都府・中京区)★『山陰東郷』(鳥取県)
05)「蔵朱」(大阪府・内本町)★『睡龍』(奈良県)
06)「高太郎」(東京都・渋谷)★『秋鹿』(大阪)
07)「才谷梅太郎」(兵庫県・三宮)★『亀泉』(高知県)
08)「魚とお酒ごとし」(京都府・中京区)★『日置桜』(鳥取県)
09)「酒や肴よしむら」(大阪府・天神橋)★『川亀』(愛媛県)
10)「ジャファンス」(大阪府・梅田)★『七本槍』(滋賀県)
11)「沁ゆうき」(大阪府・中津)★『宗玄』(石川県)
12)「粋肴旨酒ささら」(大阪府・堺・深井)★『石鎚』(愛媛県)
13)「龍や」(大阪府・東心斎橋)★『羽根屋』(富山県)
14)「月のほほえみ」(三重県・鈴鹿)★『るみ子の酒』(三重県)
15)「道頓堀今井」(大阪府・道頓堀)★『篠峯』(奈良県)
16)「日本酒ざん昧うつつよ」(大阪府・本町)★『酉与右衛門』(岩手県)
17)「にほん酒や」(東京都・吉祥寺)★『十旭日』(島根県)
18)「全国日本酒バー」
・静岡のお酒おがたまの木(店主逝去につき2013年5月に閉店。スタッフの有志で参加)
・北海道のお酒もろはく(北海道・札幌)
・福岡のお酒ネッスンドルマ(福岡県)

 

■「京都日本酒ドロップキック」=====

参加Tシャツ着用、または見えるところに身に着けている人に、500円でお酒と肴を提供。

*****「5月12日京都日本酒ドロップキック*****

【  日 時  】2014年5月12日(月・祝日)、14時〜(店舗によって異なる)
【  場 所  】京都市内の飲食店
【 入 場 料 】前売:1,000円(Tシャツ代として。内500円は東日本大震災の復興支援義援金に)、当日:1,500円(Tシャツ代として。内1,000円は東日本大震災の復興支援義援金に)
【販売方法】各店舗へ
【問合せ先】各店舗へ。
京都日本酒ドロップキックhttp://www.kyoto-nihonshu-dropkick.com

<<参加蔵元★飲食店>>

01)「魚戸いなせや」★『富翁』北川本家【START】14:00〜
02)「んまい」★『玉川』木下酒造【START】14:00〜
03)「馳走いなせや」★『遊穂』御祖酒造【START】14:00〜
04)「ken蔵」★『招德』招德酒造【START】14:00〜
05)「ともんち」★『初桜』安井酒造場【START】15:00〜
06)「宗(SOU)」★『鶴齢』青木酒造【START】14:00〜
07)「醪音(もろみね)」『英勲』齊藤酒造【START】14:00〜
08)「松富や壽」★『松富や壽×蔵』松井酒造【START】15:00〜
09)「加夢居」★『大治郎』『一博』畑酒造・中澤酒造【START】14:00〜
10)「薄伽梵」★『春鹿』今西清兵衛商店【START】15:00〜
11)「酒楽菜まゆめ」★『十旭日』旭日酒造【START】14:00〜
12)「酒とお料理つぐ」★『小左衛門』中島酒造株式会社【START】14:00〜
13)「BANSAN京色」★『御代栄』北島酒造【START】14:00〜
14)「一政」★『笑四季』笑四季酒造【START】14:00〜

 


県のカラーを楽しもう。6月は多彩!②〜富山、福井

6月も後半戦に入り、なぜか北陸が続きます。

*福井県の昨年の様子を追加しました(6月16日)

コストパフォーマンスの高さで人気の富山県と、去年までは任意の参加で行なわれていた福井県が本格開催。どちらも見逃せません。

6月12日「いわて酒物語2013」——
6月14日「探そう!美味しい佐賀の酒! 佐賀の日本酒を楽しむ会」——
6月14日「日本酒フェア」——
6月16日「富山の酒とかまぼこフェア2013」——
6月20日「東京都酒造組合 東京地酒呑み切り2013」——
6月26日「越前・若狭の地酒とホタルの夕べ」——

——6月16日「富山の酒とかまぼこフェア2013」——

気軽に参加できて、たっぷり富山を味わって、そして、お得感もいっぱい。毎回、賑わっているはずですね。

それでは、昨年の会の様子です。

*****6月16日「富山の酒とかまぼこフェア2013」*****

日 時:2013年6月16日(日)
①14時~16時 ②15時~17時 (入れ替えなし)
場 所:東京交通会館12Fダイヤモンドホール
入場料:2,500円(前売り2,000円)
(酒・かまぼこ、各500円分のお買い物券付き)
定 員:各回300名
※インターネットからの受付は終了いたしました。
店頭販売では「②15時~17時の部」のみ若干数残っている可能性も。
問合先:富山の酒とかまぼこフェア実行委員会http://toyamakan.jp/?p=1099

<< 参加予定 蔵元一覧 >>

01)『黒部峡』林酒造場(朝日町)  02)『幻の瀧』皇国晴酒造(黒部市生地)
03)『北洋』本江酒造(魚津市)     04)『千代鶴』千代鶴酒造(滑川市下梅沢)
05)『満寿泉』桝田酒造店(富山市)   06)『羽根屋』富美菊酒造(富山市)
07)風の盆』福鶴酒造(富山市)    08)おわら娘』玉旭酒造(富山市)
09)『よしのとも』吉乃友酒造(富山市) 10)『勝駒』清都酒造場(高岡市)
11)『曙』高澤酒造場(氷見市)     12)苗加屋』若鶴酒造(砺波市)
13)『若駒』若駒酒造場(南砺市)    14)『なりまさ』成政酒造(南砺市)
15)『三笑楽』三笑楽酒造(南砺)

 

——6月26日「越前・若狭の地酒とホタルの夕べ」——

酒造組合主催としては、初となるイベントだけに、注目度高し。

昨年、地域団体商標として「越前・若狭の地酒」を登録し、そのことを県内や広く全国にアピールしていこうと、いよいよ動き出しました。

これからは、統一ロゴも製作とのことです。この会で発表されるでしょうか。

それでは、昨年の会の様子です。

*****6月26日「越前・若狭の地酒とホタルの夕べ』*****

開催日:6月26日(水)
時 間:18時30分~20時30分
場 所:「ホテル椿山荘東京」プラザ棟4階ジュピター」
東京都文京区関口2-10-8
参加費:6,000円(完売いたしました)
定 員:220名 着席スタイル
問合せ:福井県酒造組合 0776-36-0111

<< 参加予定 蔵元一覧 >>

01)『常山』常山酒造(福井市)     02)『福千歳』田嶋酒造(福井市)
03)『越の桂月』毛利酒造(福井市)   04)『舞美人』美川酒造場(福井市)
05)『北の庄』舟木酒造(福井市)    06)『黒龍』黒龍酒造(永平寺町)
07)『越前岬』田辺酒造(永平寺町)   08)『白龍』吉田酒造(永平寺町)
09)『越の鷹』伊藤酒造(福井市)    10)『富久駒』久保田酒造(坂井市)
11)『眞名鶴』真名鶴酒造(大野市)   12)『花垣』南部酒造場(大野市)
13)『一本義』一本義久保本店(勝山市) 14)『雪きらら』畠山酒造(南越前町)
15)『白駒』白駒酒造(南越前町)    16)『華燭』豊酒造(鯖江市)
17)『早瀬浦』三宅彦右衛門酒造(美浜町)


Vintage-sakeの味わい「熟成古酒ルネッサンス2013」

大きな声では言いたくないのですが、いま、最もコストパフォーマンスが高い、つまりお得なお酒はと言えば、熟成酒=古酒!

密かにささやかれているので、耳にしたことがあるでしょう。

そんな、いわゆるビンテージの日本酒が一堂に会する「熟成古酒ルネッサンス2013」の、東京で開かれる春の会が渋谷のシダックスホールでありました。これがただ事ならぬ盛況ぶり。ちょっと時間が経ちましたが、お伝えします。

知ったら奥深い熟成酒の世界!

解説がとても丁寧な当日のパンフレット。

搾ってすぐに瓶詰めした新酒、または秋上がりを、と、造った年のお酒をいただくことが基本となる日本酒では、前年度のお酒はもう古酒、熟成酒のカテゴリーに入ってしまいます。

寝かせるのが基本でヌーヴォーがイレギュラーというワインの世界とは反対です。

ウィスキーもワインも年を経るほどに味が乗って来て、お値段も乗ってくる。

それに対して、日本酒は時間が経ったらヒネてしまう、甘くてベタついている、と、まだあまり良くないイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかし、日本酒が熟成させることに向いていないかと言うと、決してそうではありません。常温でほったらかしでも良い仕上がりになるお酒もあれば、温度管理を徹底しておいしく熟成されるお酒もあります。

日本酒は、温度に気を使って、場所も取って、何年も寝かせているのに、新酒とあまり変わらない価格で売られていることが多いのが現状。

これが、「今、最も、コストパフォーマンスが高い」といわれるゆえんです。

だって、遠くない未来、きっと熟成酒の本当の価値が分かるようになります。
そうなったら………。

そんな陰の声が広まっていたのかどうなのか、この春、3月3日に長期熟成酒研究会の加盟蔵が開いた「熟成古酒ルネッサンス2013」は、これまでにない賑わいぶりでした。2回の入れ替えで600名を越える来場者だったそうです。
みなさん、本当に楽しそうに、おいしそうに熟成酒を味わっていらっしゃいました。

たくさんの方に来ていただいたもう一つの理由は、今回、酒屋さんも出店に加わり、自慢の自家熟成酒を出品したことでしょう。

同協会は、酒蔵だけでなく酒販店さん=酒屋さんも加盟していると言う珍しい団体。それだけ、今までマイナーな(失礼……)位置にいた熟成酒を応援したかった、ということでもあるかもしれません。

「こんなにおいしいのに、なぜ広がらないんだろう」と、誰もが思っていた。

日本酒自体の全体的な盛り上がりに加え、直接、エンドユーザーと接する酒屋さんからの呼びかけは、日本酒ファンに響いたようです。来場者数も多かったけれど、なにより、若いお客さんが多い!

この反応に、今まで普及活動に努力してこられた会員の方たちの嬉しさといったら。この明るい顔、顔、顔……、見ているこちらも嬉しくなって。

長期熟成酒研究会のみなさん(一部)

では、盛会だった様子をご覧下さい。

< 参加蔵元一覧 >

01.『南部美人』南部美人(岩手県)  02.『一ノ蔵』一ノ蔵(宮城県)
03.『秀よし』鈴木酒造店(秋田県)  04.『花垣』南部酒造場(福井県)
05.『雪の茅舎』齋彌酒造店(秋田県) 06.『麗人』麗人酒造(長野県)
07.『東光』小嶋総本店(山形県)   08.『梁山泊・喜久盛』信州銘醸(長野県)
09.『初孫』東北銘醸(山形県)    10『達磨正宗』白木恒助商店(岐阜県)
11.『朝日川』朝日川酒造(山形県)  12『黒松翁』森本仙右衛門商店(三重県)
13.『奥の松』奥の松酒造(福島県)  14.『龍力』本田商店(兵庫県)
15.『東力士』島崎酒造(栃木県)   16.『葵鶴』稲見酒造(兵庫県)
17.『甲子正宗』飯沼本家(千葉県)  18.『黒牛』名手酒造店(和歌山県)
19.『岩の井』岩瀬酒造(千葉県)   20.『五橋』酒井酒造(山口県)
21.『木戸泉』木戸泉酒造(千葉県)  22.『獺祭』旭酒造(山口県)
23.『麒麟』下越酒造(新潟県)    24『杜の蔵』杜の蔵(福岡県)
25.『福正宗』福光屋(石川県)    26『天吹』天吹酒造(佐賀県)

< 参加酒販店一覧 >

01.おけい茶屋 熊谷商店(宮城県)     02.澤田屋酒店(栃木県)
03.大黒屋酒店(栃木県)       04.さかや栗原(東京都)
05.たけくま酒店(神奈川県)     06.あいちや(神奈川県)
07.望月商店(神奈川県)       08.酒舗よこぜき(静岡県)
09.中畝酒店(京都府)

 


「いいね!ランキング」上位蔵に聞く〜 南部酒造場

何気なくテレビの「新日本風土記」を見ていたら、見覚えのあるお名前が。
「南部さん」………? お店の正面が映って、やっぱり!Facebook(以下、FB)を見たら、ちゃんと告知されていました。

というわけで、ちょっとイレギュラーですが、「花垣」の南部酒造場さんにご登場いただきました。

 小さい蔵ならではの細やかな対応の「花垣」

 「小さな酒蔵なんですよ」と話すのは、南部酒造場の総務課・田中奈美さん。

「花垣」で知られる南部酒造場は、越前大野城の城下町に1901年(明治34年)、創業。石畳に面した七間通りで、700石を醸す酒蔵です。

後々、お話を伺っていくと、なかなか個性的な顔ぶれが揃うお蔵のようですが、田中さんご自身も、ぱきぱきっとしていて頼りがいある方のようです。

さて、どこのお蔵さんでもそうだと思いますが、テレビや雑誌に出た時をのぞけば、いきなり売れても理由が分からないこと、あります。ブログやHPに書いたことかな、とも思いますが、確証はない。

ところが、FBだと、誰かの発言やシェアがあったあとに急に注文が殺到したり。きっと、その影響だろうな、ということが分かります。

「お互いに、情報や行動が一方的な発信で終わらないところがいいですね」

と話す田中さん。お客様の『花垣』に関する投稿も積極的にシェアしています。それだけでなく、初めて「いいね!」を押してくれた方が、知っているお客様だと、「ありがとうございました」とメッセージも送ります。

「その方が、FBをはじめたばかりかもしれませんし、『花垣』を探して、見つけて来てくれたわけですから、ご挨拶したくなります」

その様子は、まるで店先での対面販売を思わせます。いつも買いに来てくださるお客さんの顔を見かけたら、思わず声をかけますよね。また、FBでは、その人となりが紹介されているので、その方が買いに来られるとFBの話題が糸口となって話が広がります。

事務所スタッフが4人。みなアカウントを持って、できるだけ目を通し情報を共有するようにしているのだそうです。

また、お酒の仕込みの情報も欠かせません。蔵人は5人いて、そのうち、杜氏と蔵人の一人(麹師)も投稿。事務系スタッフと蔵人は、毎日、昼休みに食堂で顔を会わせるので、そこが情報交換の場、打合せの場となるそうです。

酒造りの様子は動画でもアップされ、これは基本的には蔵人が録ってアップすることが多いそうです。蔵人は30代初めから40代半ばという若い、ほぼ同年代に集まっていることも、機械関係、ネット関係では心強いものです。

FBには、動画も上げる一方で、手書きの瓦版も公開されます。この瓦版、7年ほど前からあって、自由に持ち帰っていただくもので、田中さんが引き継いで5年ほどになります。当初は前任者同様、パソコンを駆使して作っていたそうですが、あまりにデキがよかったためか、内部で作っているとは思われず……。小規模、手造りでやっている蔵の個性が見えないと自ら申し出て、3年前から手書きになりました。以来、ずっとこのスタイルを続けているのだそうです。

という達者な田中さんですが、それは田中さんだけではありませんでした。

実はここの頭(かしら)、「仕込みの時期は蔵人、それ以外はIT担当主任」。HPの運営も担当し、酒造りが終わると、HPの変更や機械関係の修理や配置換えなど、相談事がどどっと押寄せるのだそうです。

さらに、先の麹師さんは、「冬は蔵人、夏は旅人……放浪者?」という強者。春になると酒造りで稼いだ資金を懐にあっという間に機上の人に。世界中からFBに投稿してくるので、それを見て、どこにいるのかが分かる、と。夏のタイムラインは、酒造場?と、ときどき不思議に思われるラインナップとなる、ユニークなお蔵さんなのです。

ところで、アンケートを拝見していて目が釘付けになったのが、これまでに最も反応のあったという投稿。それがご近所の和菓子屋さん情報だそう。嬉しいような寂しいような……。

斜め向かいが「伊藤順和堂」という老舗の和菓子店。老舗同士の南部酒造場さんとは、お互いにお客さんを案内する仲です。そこで、季節商品の情報を軽い気持ちでアップしたところ、思いもかけない反応で、その「いいね!」とコメントの数は破られていないのだとか。「大野へ来たら、石畳の七間通りで『花垣』買って、和菓子を買って」……。そんな常連さんの姿が目に浮かぶようです。……、やっぱり対面販売の延長線上にある。

さすが、福井県内で唯一、有機認定を受けている蔵だけあって、無機なネットも有機なものにしてしまうようです。

新酒の出荷情報も分かったら即、投稿。「どこで買えますか?」とすぐに問い合せが来るそうです。FBに参加していて良かった、と思うのはこんな時でしょうから、限られた出荷量の蔵にとってはお客様への有益なサービスとなります。

たくさんのお客様とそんなすてきな関係を築くためには、もっと、FBの存在を知ってもらい、参加していただくためのアピールも必要かな、と感じる今日この頃。HPのトップページにはFB開設以来の大きなバナーがありますが、それにもう一工夫をと思案中です。

蔵の雰囲気がよく現れている瓦版。記事面は割愛してありますのでホンモノはFBで。写真もひと手間。

アンケートの結果はこちら
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