今年は60蔵!で競う「美酒早慶戦」

※昨年の蔵別順位、ボトルデザイン賞に追加記載しました。(8月19日)

楽しんでいるような、限りなく真剣に競っているような、緊張感がありつつ、和気あいあいとした雰囲気がなんとも言えない「美酒早慶戦」……。

第2回目となった昨年は、見事総合で慶應が初優勝。ご当人たちの喜び方も半端ではなかったのですが、前年の落胆ぶりを見ているこちらにとっても「ほっ」と胸を撫で下ろす結果となったのでした。

「絶対負けられない戦い」が、ここにもあった!

ウワサを聞きつけては「参加したい」と申し出てくれる蔵元もお客さんも増えているそうで、かなり浸透して来ているようですが、まだまだ広がってほしいところ。

参加酒蔵はすでに60を数えているそうです。まだ、最終決定は出ていないそうなので、現時点では、昨年の参加蔵を参考にしてほしいということのようです。発表され次第、情報を追加いたしますので、その時はまたお知らせいたします。

出品酒の規定は純米大吟醸のカテゴリーのみ。各蔵が最高峰といえる酒を持ちよって競うわけです。つまり、当日は、その美酒を味わえる、ということになります。

参加者全員が審査員となり、ラベルが分からないように黒い袋で覆ったボトルから試飲。それぞれの主観で与えられた3点を配点。時間内に集計して、最後に華々しく発表されます。最強の飲み手である人たちが採点するわけですから、この名誉は、ある意味かなり大きいものでしょう。自ずと力が入ってしまうのも……。

そして、元々が、被災蔵支援の手段としてもスタートしたものだけに、それぞれの蔵から持ち寄ったノベルティグッズなどをオークションにかけたりと、ただのお祭りで終わらせるものではありません。
次のようなことを目的として開催されているそうです。

1. 早慶の蔵元が率先するグローバル化、…地域振興のための活動を支援する。
2. チャリティーを募り、その収益金をあしなが育英基金を通じて東日本大震災孤児支援に役立てていただく。
3. 参加者全員が審査員となり、「蔵元出身大学対抗」という切り口で、各蔵の個性と美味しさ、そして「勝負」を楽しむ。
4. 参加者と蔵元との交流と親睦を深める。

総合優勝の結果も楽しみですが、個人賞の結果はとても興味深い。10位くらいまで発表していただけたら、と思うのは私だけではないかと……。

そんな、短いながらも深〜い歴史を踏まえて開催される第3回。盛り上がらないはずがありません。

*****9月7日「第3回美酒早慶戦
~早慶所縁の蔵元60数蔵の純米大吟醸が集結~」*****

日 時:2013年9月7日(土) 12時30分(12時開場)~15時30分
場 所:コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
(http://www.tobuhotel.co.jp/ginza/access.html)
入場料:参加費/男性8,500円 女性7,500円
主催:美酒早慶戦大会実行委員会
◆問い合せ/杉原(メールアドレス:es13281328@yahoo.co.jp)

ーーそれでは、昨年の白熱した様子をご覧下さい。

<2012 参加及び出品蔵元一覧>>

〈早稲田蔵〉22
01)『あさ開 極上旭扇』あさ開(岩手県) 02)『澄天』男山酒造(山形県)
03)『國権』国権酒造(福島県)     04)『蒼天伝』男山本店(宮城県)
05)『麒麟山』麒麟山酒造(新潟県)   06)『米川』高沢酒造(長野県)
07)『萬歳楽』小堀酒造店(石川県)   08)『渡舟』府中誉(茨城県)
09)『菊泉』滝澤酒造(埼玉県)     10)『嘉泉』田村酒造場(東京都)
11)『曙光』熊澤酒造(神奈川県)    12)『笹一』笹一酒造(山梨県)
13)『白川郷』三輪酒造(岐阜県)    14)『東龍』東春酒造(愛知県)
15)『喜久酔』青島酒造(静岡県)    16)『若葉』若葉(岐阜県)
17)『出雲誉』竹下本店(島根県)    18)『雁木』八百新酒造(山口県)
19)『栄光 しずく媛』栄光酒造(愛媛県) 20)『獺祭』旭酒造(山口県)
21)『山丹正宗』八木酒造部(愛媛県)  22)『李白』李白酒造(島根県)

〈慶應蔵〉29
23)『国士無双』高砂酒造(北海道)  24)『雪の茅舎』『由利正宗』齋藤酒造店(秋田県)
25)『陸奥八仙』八戸酒造(青森県)   26)『大山』加藤喜八郎酒造(山形県)
27)『刈穂』『出羽鶴』秋田清酒(秋田県)28)『まんさくの花』日の丸醸造(秋田県)
29)『浦霞』佐浦(宮城県)       30)『東光』小嶋総本店(山形県)
31)『玄宰』末廣酒造(福島県)     32)『鶴齢』青木酒造(新潟県)
33)『真野鶴』尾畑酒造(新潟県)    34)『真澄』宮坂醸造(長野県)
35)『加賀鳶』福光屋(石川県)     36)『手取川正宗』吉田酒造店(石川県)
37)『梵』加藤吉平商店(福井県)    38)『副将軍』明利酒類(茨城県)
39)『いづみ橋』泉橋酒造(神奈川)   40)『箱根山』井上酒造(神奈川県)
41)『臥龍梅』三和酒造(静岡県)    42)『津島屋』御代桜醸造(岐阜県)
43)『玉乃光』玉乃光酒造(京都県)   44)『喜楽長』喜多酒造(滋賀県)
45)『櫻室町』室町酒造(岡山県)    46)『小鼓』西山酒造場(兵庫県)
47)『御前酒』辻本店(岡山県)     48)『西の関』萱島酒造(大分県)
49)『源』八鹿酒造(大分県)      50)『千代の園』千代の園酒造(熊本県)
51)『瑞鷹』瑞鷹酒造(熊本県)

*** 2013年「美酒早慶戦」結果 ***

総合優勝:慶應義塾大学

蔵別賞:優 勝『浦霞 山田錦 純米大吟醸 20BY』(佐浦/宮城県・慶應)
————準優勝『獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分』(旭酒造/山口県・早稲田)
————準優勝『陸奥八仙 純米大吟醸 華想い40』(八戸酒造/青森県・慶應)
————4 位『酒仙栄光 純米大吟醸 40』(栄光酒造/新潟県・早稲田)
————5 位『臥龍梅 純米大吟醸 山田錦』(三和酒造/静岡県・慶應)

ボトルデザイン賞
————『きりんざん ブルーボトル 純米大吟醸』(麒麟山酒造/新潟県・早稲田)
————『小鼓 純米大吟醸 路上有花』(西山酒造場/兵庫県・慶應)


名古屋、そして秋の東京へと続く「純米酒フェスティバル2013」

現在では、徐々にメインストリームへと近づきつつある純米酒、純米吟醸酒。4月のことですが、総数1,260人の日本酒ファンが楽しんだという「純米酒フェスティバル2013 春」が行なわれました。東京では1日2部制で年に2回開かれるにもかかわらず、即日完売の勢いでチケットがsold outしてしまう人気のイベントです。

先日、「純米酒フェスティバル 2013 秋」10月6日(日)も発表されました(発売は8月18日)。その前には、「純米酒フェスティバル2013 名古屋」が7月12日(金)に開催されます。まだまだ楽しめるチャンスは続きます。

人気の秘密は?

米、米麹、水だけを使って造られる、本来の日本酒である純米酒を広めようと、漫画家の高瀬斉さんたちが中心となって純米酒普及推進委員会を結成し、第1回の「純米酒フェスティバル」を開催したのが2000年のことでした。。

純米酒造りに熱心な酒蔵が参加し、提供されるのは、もちろん各蔵自慢の純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒ばかりです。

そして、隠れたテーマが「大人の遊園地」。お客さんも酒蔵さんもみんなワクワクしながら訪れます。今回のBGMは、80〜90年代のウェストコーストサウンド。あの頃、いつもラジオでかかっていた曲が次々と流れ、ついつい仕事の手が止まって、困った、困ったの伝々でした。

詳細なデータの載った冊子にはきき酒用語も載っていますので、日本酒はこれから、という人もきき酒を楽しんでみることができます。

開始の宣言で、それぞれのブースには次々と人のカタマリができ、そこここに楽しそうな笑顔と、嬉しそうな声が広がっていきます。600人が着席する広さの会場と思えない賑やかさと和やかな空気に包まれていました。

ところで、初参加の私に、始まる前にある人がこっそり耳打ちしました。「スタートと同時に『龍力』に行列ができるから、撮っておくと良いよ」と。
助言通り、一番前にブースがある本田商店さんからステージ下にはどこまでも続く行列が。1升瓶で31,500円(税込)という本田商店の最高級酒『龍力 純米大吟醸 米のささやき 秋津』を目当てに、真っ先に並ぶようです。

そして、それぞれのブースへと散っていきます……。

<<2013 春 参加蔵元一覧>>

01) 北海道 『男山』(男山)     02) 岩手県 『南部美人』(南部美人)
03) 秋田県 『角右衛門』(木村酒造) 04) 秋田県 『天の戸』(浅舞酒造)
05) 秋田県 『雪の茅舎』(齋彌酒造店)06) 秋田県 『まんさくの花』(日の丸醸造)
07) 山形県 『秀鳳』(秀鳳酒造場)  08) 山形県 『洌』(小嶋総本店)
09) 山形県 『山吹極』(朝日川酒造) 10) 宮城県 『浦霞』(佐浦)
11) 福島県 『天明』(曙酒造)    12) 福島県 『星自慢』(喜多の華酒造場)
13) 福島県 『人気一』(人気酒造)  14) 群馬県 『水芭蕉』(永井酒造)
15) 茨城県 『郷乃譽』(須藤本家)  16) 長野県 『水尾』(田中酒造店)
17) 長野県 『川中島』『玄舞』(酒千蔵野) 18) 新潟県 『鶴齢』(青木酒造)
19) 新潟県 『北雪』(北雪酒造)   20) 富山県 『立山』(立山酒造)
21) 石川県 『加賀鳶』(福光屋)   22) 福井県 『梵』(加藤吉平商店)
23) 静岡県 『臥龍梅』(三和酒造)  24) 岐阜県 『津島屋』(御代桜醸造)
25) 愛知県 『奥』(山崎)      26) 三重県 『作』(清水清三郎商店)
27) 三重県 『青雲』(後藤酒造場)  28) 三重県 『参宮』(澤佐酒造)
29) 奈良県 『山鶴』(中本酒造店)  30) 奈良県 『睡龍』(久保本家酒造)
31) 和歌山県 『黒牛』(名手酒造店)32) 和歌山県 『紀伊国屋文左衛門』(中野BC)
33) 兵庫県 『福寿』(神戸酒心館/初出展) 34) 兵庫県 『白鷺の城』(田中酒造場)
35) 兵庫県 『龍力』(本田商店)   36) 鳥取県 『千代むすび』(千代むすび酒造)
37) 島根県 『七冠馬』(簸上清酒)  38) 山口県 『日下無双』(村重酒造)
39) 山口県 『獺祭』(旭酒造)    40) 福岡県 『国菊』(篠崎)

今後の予定——————

*****『純米酒フェスティバル2013 名古屋』*****

[日 時]:2013年7月12日(金) 18時30分~20時30分
[場 所]:名古屋東急ホテル・3階「ヴェルサイユ」
[入場料]:6,500円(消費税込) ※720ml詰め純米酒1本のお土産付き
[定 員]:300名 円卓着席式(全席座席指定制)、松華堂弁当

<<2013 名古屋 参加予定蔵元一覧>>

01)北海道『男山』(男山)     02)岩手県『南部美人』(南部美人)
03)山形県『山吹極』(朝日川酒造) 04)宮城県『浦霞』(佐浦)
05)福島県『人気一』(人気酒造)  06)福島県『天明』(曙酒造)
07)茨城県『郷乃譽』(須藤本家)  08)長野県『豊香』(豊島屋)
09)福井県『梵』(加藤吉平商店)  10)岐阜県『津島屋』(御代桜醸造)
11)愛知県『奥』(山﨑)      12)愛知県『神杉』(神杉酒造)
13)三重県『青雲』(後藤酒造場)  14)和歌山県『黒牛』(名手酒造店)
15)兵庫県『白鷺の城』(田中酒造場)16)鳥取県『千代むすび』(千代むすび酒造)
17)島根県『七冠馬』(簸上清酒)  18)山口県(『日下無双』村重酒造)
19)山口県『獺祭』(旭酒造)    20)福岡県『国菊』(篠崎)

*****『純米酒フェスティバル2013 秋』*****

[日 時]:2013年10月6日(日)
:12時~14時30分(受付11時30分〜/入場11時45分〜)
:16時~18時30分(受付15時30分〜/入場15時45分〜)
[会 場]:「ベルサール渋谷ファースト」イべントホール
[参加費]:6,500円(消費税込) 720ml詰め純米酒1本のお土産付き
[定 員]:1,200名 (「昼の部」600名、「午後の部」600名)
円卓着席式(全席座席指定制)、松華堂弁当

<<2013秋 参加予定蔵元>>

*詳細未定。「純米酒フェスティバル 2013 春」の参加蔵を参照のこと。

問合先はいずれも、
フルネット(事務局)
TEL.03(3543)0141/FAX.03(3543)0231 〈E-Mail〉junfes★fullnet.co.jp
(★を@に替えて)


お待たせリポート「秋田の酒を楽しむ会」

「秋田の酒を楽しむ会」を思い出して

今を去る3月……3ヶ月前のお話です。懐かしいですねぇ……??

神奈川県のお酒の会に続いて、秋田県の会がありました。行かれた方は思い出して、「そうだ、飲んでみよう」と思っていただければ幸せかな、と。

その後の各県酒造組合主催のお酒の会もできるだけ取材させていただいていますので(そーとー溜まってます……)、これから少しずつアップしていきます。驚かずにお待ちくださいませ。

さて、ここまで引っ張って良かったといえるなら(あ、言い訳がましい……)、当ブログでも速報しました「IWC – International Wine Challenge」で、秋田県産酒の3部門4銘柄がゴールドメダルを獲得! これって県別では最多なんです。

受賞酒は、純米吟醸・純米大吟醸の部
「純米吟醸 雪の茅舎」「秘伝山廃 雪の茅舎」((株)齋彌酒造)。吟醸・大吟醸の部「大吟醸 福小町」(ナショナル物産(株)秋田木村酒造工場)、古酒の部「山吹 ゴールド」(金紋秋田酒造(株))。

==参加26蔵==

・「新政」新政酒造(株)/・「ゆきの美人」秋田醸造(株)/・「高清水」秋田酒類製造(株)/・「銀鱗」(株)那波商店/・「一白水成」福禄寿酒造(株)/・「太平山」小玉醸造(株)/・「北鹿」株式会社北鹿/・「白瀑」山本合名会社/・「秋田誉」秋田誉酒造(株)/・「雪の茅舎」(株)斉彌酒造店/・「天寿」天寿酒造株式会社/・「飛良泉」(株)飛良泉本舗/・「千代緑」(有)奥田酒造店/・「春霞」(名)栗林酒造店/・「秀よし」(名)鈴木酒造店/・「やまとしずく」秋田清酒(株)/・「刈穂」刈穂酒造(株)/・「奥清水」(株)高橋酒造店/・「阿櫻」阿桜酒造株式会社/・「天の戸」浅舞酒造株式会社/・「大納川」備前酒造本店/・「まんさくの花」日の丸醸造株式会社/・「両関」両関酒造株式会社/・「爛漫」秋田銘醸株式会社/・「福小町」ナショナル物産(株)秋田木村酒造工場/・「一滴千両」秋田県醗酵工業(株)