温度が変わればこんなに違う、燗酒勉強中。

「末廣 お燗名人育成講座」で燗酒の魅力にハマる

燗酒といえば、熱燗一辺倒だった時代もありました。
でも、今は、お酒の味や酒質が本当に生きる味わい方として、燗酒の知識って不可欠。なにより、様々な温度で味わえる、日本酒ならではの楽しみ方ですから。燗付け名人が一人でも仲間にいると重宝がられますね。

では、お酒とお燗=温度の関係は?と思ったところへ、「聖地巡盃」でもお世話になった末廣酒造さんの燗酒セミナがあるというので、参加させていただきました。その名も末廣 お燗名人育成講座」。大丈夫か?私。

この日の東京会場では、新城猪之吉社長が自ら講師に。

まずは、お酒の歴史、造り方、種類、などなど、基礎知識を勉強して、いよいよ燗酒ワールドへ。

このテキストが、分かりやすくてよくできているんです。

聞けば、末廣酒造さん、福島県や東京を中心に、2005年からセミナーを続けているとのことで、この日が記念すべき60回だったのです。
(東京では2007年2月から行なわれ、この回が17回目だったそうです。この後、いわき市でも行なわれ、現在61回となりました。)

テキストもブラッシュアップされているはずです。

ここ数年、燗酒人気も上がって来ていますが、その陰には、こんな活動もあったのか、と改めて思った次第でした。

ずらりと並んでいたとっくりは、種類×温度違いに分けられ温めたお酒を入れるもの。各テーブルに配られるのでこんなにあります。早く飲まないと温度が下がる……、とあわてて、するする。おいしい。

そして、自分が一番合っている、と思った温度の順列をつけます。

最後に、みんなの判定を挙手で計るのですが、これが意外に千差万別、多種多様。だいたい1種に多くのポイントが集中はするのですが、なかには完全に分かれてしまうものも。

好みですから、正解はない……ですからね。

そして、20分程度のテストがあります。

テストと言ってもテキストにあること、自分の感性で書けるものなどで、楽しく答えられる問題ばかりでした。基本的なことは押さえつつ、楽しんでほしいという気持ちが伝わります。

そして、合格者には認定証が渡されます。
大きな賞状の他にカードタイプもいただけるので、ぜひ携帯して、お店の人に見せたら、気を入れてお燗を付けてくれる、かもしれません。

だいぶ暖かくなってきましたが、寒いから燗酒というわけではありません。

ほんとに適した温度、自分の好きな温度を探してみるのがいいんだな、と。それがまさに燗酒の魅力、なんですね。

新城社長、スタッフのみなさま、お疲れさまでした。

(余談ですが、日経新聞の「訪ねて楽しい日本酒の蔵元 全国ランキング」で、見事!1位になられてましたね)

そして、参加されたみなさま、楽しかったですね。居酒屋さんでばったり遭ったりして。