日本でもランチsakeを!

ランチワインがオッケーなら、ランチ酒だって

日本を出る直前に、友人と話していたんですよ。
「ランチビール、ランチワインはあるのに、ランチ酒(さけ)ってないよね」
「昼に出してないわけじゃないだろうけど、ランチワインのようには広がらないよね」
「アルコール度数が高いからなぁ。それと、イメージ的に難しいかな」
「日本酒だと“昼間っからお酒!?”って言われちゃうね」
………と。

手前が私のオーダー、奥のブルーは隣りのファミリーのお父さん。2種類のテイスティング・メニュー

ところが、ロンドンではありました、ふつうに……。残念ながら(?)、いわゆるランチのお供にとオトクな値段で提供するものではなかったのですが、和食屋さんでは、昼でもお酒のメニューを出すので、週末なんかは軽く1杯、気軽にオーダーする、それだけのことなんです。

私も2種のサンプラーをオーダーしまして、隣りの家族連れもお父さんが同様に。

去年行った、NYやパリ、ボルドーではランチに和食屋さんに行かなかったので、気がつかなかったのですが、きっと「あり」だったと思います。

日本でも、お蕎麦屋さんとか、昼からコップ酒、確かにあります。それはそれで風情があって良いのですが、似合うようになるには年期が要りそうです。
アルコール度数の低いスパークリングも各酒蔵で作っているし、おいしいお酒を置いているカフェも増えています。
もうちょっといろんなお店で、もうちょっと昼に飲んでも居心地の悪くない環境になればいいなぁ……、そして、願わくば、サイドメニューとしてちょっとおトクにオーダーできるランチワインやランチビールと同じようにランチサケがあったら……、と思います。
女性も飲みやすいように、試飲感覚で少しだけ、小振りな、きれいなグラスで出してもらいたいなぁ、と思ったのでした。

今回は、ちょっとお上りさん的にいろんな発見がありました。

「海外では日本酒のことを『サキ』って言うんだよ」って、ある種、定説になってますよね。ところが、もうロンドンで行ったお店ー数件ですがーでは、「サキ」なんて発音、ついぞ聞きませんでした。ちゃんと「サケ」と発音している!数年前に行った時は確かに「サキ」でした。

こちらはニューヨークのお店で。行ったのは夜でしたが、昼も大丈夫、と思う。こんなグラスで出て来たらうれしいな、と。

フランスでは、文字が「Sakè」で「サケ」と発音するようになっているので、最初から「サケ」です。ニューヨークでは、まだ「サキ」も聞こえてきた気がします。

お店のディスプレイも、和テイストなんて昔の話。ほんとに、和食がブームではなく、定着したのを実感できます。というか、行ったお店では、「日本人って、私だけ?」という状況でした。まぁ、日本に比べたら割高ですからね。でも、日本ではあり得ない発想の和食が食べられる面白さ、は、確実にありました。

しかし、ここで残念なお知らせが。これだけ定着しているようでいて、いまだに熱燗率、高いそうです。私の隣りの席も、あっちもこっちも熱燗……でした。中にはビールをチェイサーに熱燗!?という強者も。

もちろん、熱燗がおいしいお酒もあります。でも、現地生産はともかく、日本から輸入しているお酒って、全部と言っていいほど特定名称酒。Sake Menuを見ても、どれを熱燗にするんだろ??というようなラインナップなんですけど……。

飲みたいように飲んでいただいて良いわけなんですが、
「せめてぬる燗、常温でも冷酒でもいいよ」、とココロで訴えてしまいました。

こちらはまだまだ時間がかかりそうですね。

「今頃なに言ってんの!」「実はそうでもないよ」とおっしゃる方、ぜひいろんな情報をお寄せください。

追記:もうひとつ余談ですが、某和食店では、玉露も熱湯でした。とうぜん、旨味も甘みも出ていません。これを玉露と思われてしまうのか、と、料理もサービスも良かっただけに、残念なおはなし……。

 


コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>