酒のルーツに触れる島根への旅

 島根の豊かな文化を存分に楽しむ

「酒」の語源とも言われる佐香神社のどぶろく(手前)。

日本酒造組合中央会主催の「日本酒で乾杯推進会議島根大会」が、去る10月27日、古事記編纂1300年に湧く島根県で行なわれました。

実は、ふつうに参加しようと思っていたのですが、取材させていただけるということで、びっちり張り付きで……、楽しませていただきました。

さすがに、神話に根ざした奥深い文化を持つ島根県。豊かです。

お酒の始まりは……という話になると、必ず例えのひとつに上がる「ヤマタノオロチ退治」。同じ演目でも、こんなに違うのか、という2つの神楽を、いっぺんに観せていただきました。地元、島根の人たちでさえ、両方を観たことはない、または、どちら観たことがない、と言う、貴重な体験でした。

出雲と石見(写真)の個性的な神楽。機会があったらお勧めです。

 また、民俗学者の神崎宣武氏による基調講演も、多岐に渡る話題の中で、「ずっと以前ですが、島根で宿泊した際、朝ご飯にさりげなく、一合徳利が添えてあった、本当によいところだ、と思ったものです」といったエピソードも交え、時間を忘れるお話でした。

来年は出雲大社の遷宮年。約60年に一度という年で、しばらくは島根から目が離せません。

ちなみに、この翌日、会のパネルディスカッションにも宮司さんが登壇されていた佐香神社へ伺いまして、どぶろくをいただきました。

これは、神社の秋期大祭、酒造安全祈願祭でもある、通称「どぶろく祭り」に供されるもので、それに合わせて宮司さん自らが出雲杜氏と一緒に醸すそうです。昔ながらの製法で、今もじっくり造るのだとか。

この時のお酒の酒税を納め、これが年度最初の酒税となるのだそうです。

島根県酒造組合のみなさまにはたいへんお世話になりました。  ありがとうございました。

 

 


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