「いいね!ランキング」上位蔵に聞く〜 尾畑酒造

接戦エリアから『真野鶴』『与三作』で人気の7位、尾畑酒造さん

いいね!=ファン数ランキングの6〜12位は、カウントが400前後から500前後と、いつ入れ替わってもおかしくない状況。その中から7位、『真野鶴』『与三作』でお馴染みの尾畑酒造さんです。5代目蔵元、尾畑留美子さんにお話を伺いました。

ちなみに、偶然にも最近、伝々の周囲では、「佐渡の蔵を訪ねた」という声が立て続けに聞こえてきて、佐渡のお酒が注目されているようで、とても気になっていました。中でも尾畑留美子さんの「五代目留美子の蔵元日記」は、数ある飲食ブログで50位台に入る人気のブログです。

昨年、2011年2月20日から個人のfacebook(以下、FB)ページを始めた尾畑さん。その矢先に、東日本大震災が発生し、災害時にはソーシャルメディアがつながりやすいということが証明されました。ふと自社の通信環境を思い返したとき、ホームページはあるものの、それでは情報の行き来には充分ではない、より確かなものにしておく必要がある、と、感じたといいます。佐渡島、という離れた場所にあることもそう思わせる大きな要因でした。すぐに行動し、2日後の13日には会社のFBをスタートさせていました。

会社のホームページに部分的に関わり、そこに属するブログ「五代目留美子の蔵元日記」はもちろん全面的に担当、FBは会社ページと個人ページを管理し、負担にならない程度にTwitterにも情報を上げています。

幅広く担当する中で軸になっているのは、2007年11月から続けている『五代目留美子の蔵元日記』です。文章量も写真数も自由で、思いの丈を書き込めます。1回に書き込む量もアップする頻度も多くなっています。ただし、ブログも震災を機に引っ越し。いかに震災が尾畑さんに衝撃を与えたか、伺い知ることができます。

2本立てのFBですが、会社FBの方の内容は、より詳細な内容をブログ『蔵元日記』で紹介して連動する、という機能が主体になっているようです。加えて、その時々にイベント紹介やメディア掲載の紹介など、短い文章でも伝えられること。もうちょっと参加者が増えたら、FB内で記念のプレゼントキャンペーンやFB限定イベントを開催してみるのも楽しそう、といろいろ考えて楽しんでいらっしゃるようです。

一方、個人のFBでは、ご自分の写っている写真もアップし、親しい友人の方々とのやり取りを楽しんでいます。とはいえ、幅広いジャンルの交友関係から集まる友人たちであり、誰でも見られる公的な場所でもあるので、今の自分、つまり蔵元としての活動を伝えることが中心となっているようです。オープンということは、お酒のファンの方も来てくださることが少なくないという現実から、そんな人にも有益であれば、そして、その方達が個人のFBを経由して会社のFBの常連さんになってくれたら嬉しい、と言います。

会社のFBでファン数を増やすためにしていることを何か、と訪ねると、大きなことではないけれど強いて挙げれば、と話してくださいました。それが、これら複数のサイトを関連づけること、なのです。

「会社のFBでは、より詳細な内容を豊富な写真と共に掲載しているブログに飛んで見てもらえるような紹介の仕方を心がけています。FBはブログの内容を端的に伝える役割としても便利。そこからブログに飛んでもらいたいのですから、ポイントは押さえて、でも書きすぎてFBで完結しないよう。意外に難しいんです。

一方、個人FBでは、面識のない日本酒ファンの方が蔵元ということでメッセージを添えて申請して下さることも多々あります。なので、自分のページを訪ねて来てくださった方が、会社FBや商品にも興味を持って下さるよう、内容にも気を使います。

そして、全てを通して根底に流れるもの。それは読む人に気持ち良く読んで頂くこと。例えば表現方法も堅苦しくないように、けれども馴れ馴れしくなく、言葉遣いもきちんと。ブログもフェイスブックも実際その人に会っていないのに、言葉や写真を通してイメージが出来あがってしまいます。

特に短い文章というのは、自分が思うよりも書き手の「素」が出てしまうもの。さらに書き方によっては誤解を招いてしまうこともありますので、選ぶ言葉も慎重に。個人としてのFB、会社のFB共に、せっかくご縁でつながった皆様ですから、何か掲載する時にはその都度心の中で『こんにちは!』とまずご挨拶(笑)。そして蔵ならではの情報も盛り込みながら遠く離れた方々とも情報交換をしていければと思います」

映画会社で宣伝を担当されていただけに、情報の伝え方、伝わり方の大切さ、そして危険性をよくご存知だからでしょうか。でも、それだけに気配りは万全と思われます。

そして、次の課題は「写真」、と言います。
「私だって写真のすてきなページは見たくなりますから」
最近、新しいカメラを買ったのだと嬉しそうに話す尾畑さんでした。

これから尾畑酒造さんのFBが、どんな風に展開していくのか、楽しみですね。

海外普及にも熱心な尾畑留美子さん。オーストラリアでのプロモーションより(左)。工藤賢也杜氏ほか、蔵人たちも若い。

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