ママを笑顔に!「蔵ママ」のお酒で楽しく家飲み

総合プロデューサーの日本財団・高島友和さん(左)と、お酒を担当した『真野鶴』尾畑酒造の尾畑留美子専務

クリスマス、忘年会などで外飲みが続き、お友達と賑やかに過ごした人も、これから年末、お正月と、家族でゆったりと過ごす時間になるのではないでしょうか。親きょうだいや親戚と共に、お家でお酒をいただく時間が増えるかもしれませんね。

食卓に置いてママも一緒に楽しめるお酒を造ろう!

かつて、家庭でお酒をいただくのは男性だけでした。

現代では女性も入りやすい居酒屋さんや日本酒を置く洋食のお店など、女性にも若者にも日本酒が広まり、様々な人においしいお酒をいただく機会が増えました。

20代の人に話を聞くと、日本酒に対して悪い印象もない代わり、特別良い印象もないという答えが返ってくることがあります。お父さんは外で飲み、大学のコンパでも日本酒はない。日常の風景に日本酒はなく、お正月にお屠蘇をいただいたり、結婚式で出されたりという特別な時に飲むだけだから、ということのようです。

その背景には、母親世代が日本酒に良い思い出がなく、家で飲む事を嫌ったこともあるようです。そうした環境で育った若い世代にとって、ある意味、日本酒は新しいお酒と言えるのかもしれません。

最近では、麹や発酵食品の良さも知られ、また、日本酒が美容にもいいと言われ、なにより女性や若い世代にとってもおいしいお酒が増えたので、違和感なく飲めるものになりました。お母さんだって、お子さんが小さい頃は我慢していただくとして、ある程度子どもが大きくなったら、またお酒を飲んでリラックスしたくなる。でも、子どもを置いて気軽に外食できる状況ではない。となれば、夕食の食卓に添えたいものですね。

お酒造りに関わる蔵の女将も、小さな子どもがいると状況は同じです。

そんな日本酒造りに関わる「くらまま」が造ったお酒で全国のママを笑顔にしようと、この春からスタートしたのが、「くらままプロジェクト」です。そして、ご自身も二人のお子さんを持つ「くらまま」である佐渡の『真野鶴』尾畑酒造・専務、尾畑留美子さん(冒頭の写真、右)にご協力いただきました。

女性に飲んでもらって元気になってほしいから、「家庭の食卓に置いてみたくなる、女性も手を伸ばしやすいボトルや味のお酒を造ろう」

そして12月始めに、ついに発売されました。
もう飲まれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

「蔵ママ・飲み比べセット」300ml×3本入り 1,900円(税抜)

開発のアイディアを提供してくれたのが、一般の人たちが意見を出し合って新しい商品を形作っていく、ニフティの「うまいもんプロデューサー」チーム。同サイトの中でも、今までにないほどたくさんの意見が寄せられたそうです。

ラベルは、上記「うまいもんプロデューサー」へのアンケートを参考にして、このブログの運営にも関わっている高桑美術印刷が担当しました。

そして、お酒は、前述の尾畑酒造さん。

それらを取りまとめて総合プロデューサーとして形にしていったのは、「ママを笑顔にする」ための「ママ基金」を設置して活動している日本財団の高島友和さん。売り上げの一部が「ママ基金」に寄付されます。

ママが元気だと、家庭も明るい。忙しいママがほっと一息つける時間を「くらまま」から全国のママの食卓に。そんな思いで結集したチームが造り出したお酒が「蔵ママ・飲み比べセット」です。

初心者でも味の違いが分かりやすい、飲みきりサイズの3種類をご用意しました。
お正月に味わってみませんか?

くらままプロジェクト」 http://mamapro.jp/kuramama/
うまいもんプロデューサー」 https://umaimon-p.nifty.com/project/summary/9
尾畑酒造」 http://www.obata-shuzo.com/shop/item.asp?id=202

 


船上パーティで日本酒を!和醸和楽の試み。

プレゼントの当選者とデッキにて「和醸和楽」の水野会長(左)

リッチー・ホウティンさん、山同敦子さんと、素晴らしい日本酒応援者の方々をご紹介しましたが、もちろん、蔵元さんや酒販店さんたちだって自分たちの造る、勧める日本酒をたくさんの人たちに飲んでみてほしい!と活動されています。

そんな中で、積極的にイベントなどを行なっているグループが「和醸和楽」さん。蔵元さんと酒販店さん51人(2013年12月現在)が協力して活動されています。

 

2012年からスタートした日本酒クルーズと日本酒セミナー

「和醸和楽」は、日本酒需要の落ち込みが激しくなっていた2005年、蔵元や酒販店の若手有志が「何か始めなければ」と集まったのが発端でした。翌2006年10月1日、日本酒の日に結成。そして、2007年7月に記者会見を開いて正式にスタートしました。

最大の目的は「0杯を1杯に」、ということ。

「1〜2杯飲む人に3〜4杯飲んでもらおう」ということよりも、興味のない人、苦手だと思い込んでいる人に、日本酒のおいしさを知ってほしい。0杯……つまり飲まない人に1杯でも飲んでみてもらおう、というものです。

「0-1(ゼロイチ)運動」と表現することもあり、最近は日本酒が苦手な人にアドバイスしたり、飲み方の提案をしたりする場も多くなりましたが、「和醸和楽」さんがスタートしたのは、もう6年も前でした。

最初のアピールは、女性向けの日本酒セミナーや、銀座ウォーク。後者では、和醸和楽のメンバーと彼らを応援する飲食店の方達や愛飲家の方達約100人で、「10月1日、日本酒の日」を知ってもらおうと、銀座を歩きました。

昨年からはプログラムを一新。「辻調理師学園」で未来の料理人に向けて日本酒セミナー、ギャル系の若い女性に向けての日本酒セミナー、そして、年に1回、日本酒に馴染みのない女性を対象とした日本酒クルーズが、定期的なイベントになっています。

クリスマス・クルーズ、ニューイヤー・クルーズなど、気軽に楽しめる湾内クルーズもいろいろ組まれる季節ですが、そこにおいしい日本酒はあるでしょうか?

季節は冬になってしまいましたが、今年の秋に行なわれた日本酒クルーズの様子をお伝えします。これは日本酒初心者じゃなくても、参加したいクルーズですよね。

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「日本酒のためなら」—山同敦子さん 「ワインは恋人、本格焼酎は仲間、日本酒は連れ合い」

『極上の酒を生む土と人 大地を醸す』(講談社)『愛と情熱の日本酒』(ダイヤモンド社、ちくま文庫)などでおなじみの山同敦子さん。

いよいよスタート

“approved!” 「承認!」。
12月4日(水)深夜23:56、(現地18:56)和食が世界文化遺産に登録されて、和食と共に日本酒も、ますます、注目を浴びそうです。

たいへんお待たせしました。ミニ・シリーズ、「日本酒のためなら」。

ちょっと前までは女性がお酒なんてという時代もありました。しかし今では、女性が「こんなに素晴らしい日本酒なんだから、もっと広く知ってもらいたい」……、そんな思いひとつで、執筆、セミナー、講演会、コーディネイト、鑑評会など、東奔西走して活躍しています。そんな方たちをご紹介すると共に、その方が日頃聞いてみたいと思っている事を代わって問いかける。そこから見えてくるものは、日本酒の未来?

第1回にご登場いただくのは、日本酒ノンフィクション作家の山同敦子さん。
山同さんからの、「貴方が抱く『日本酒のイメージ』は?」、という質問に、たくさんの方にご回答をいただきました。
最終結果は以下の通りです。ご協力、ありがとうございました。
どんなご感想をお持ちですか。

この質問が出て来た背景を伺うと、
「日本酒人気と言いつつ、日本酒が好きな人とそうでない人との間がどんどん開いてしまっている気がしているのです。好きな人は『磨きは? 酵母は?』から、さらにマニアックな世界に入って、蔵見学にも通ってどんどんはまり込んでいく。

けれど、そうでもない人は、未だに『オヤジが酔っぱらうための酒だ』と思っている。『アルコールがつんとするでしょ』とか、『おいしいお酒はすっごく高いんでしょ』と初期の大吟醸ブームの記憶のまま、『熱燗で飲むんでしょ』とか遠い昔の記憶のまま。

その後、焼酎ブームがあり、ワインの人気が上がり、そこで日本酒から離れた人は、現代の日本酒がこんなにレベルが上がっていることに全く気づいていない、興味も持っていないのではないか、それはなぜなんだろうと。それが知りたかったんです」

申し訳ないことに、一つしか答えることができないので、嫌いな部分を答えていただく余裕はなくて、さすが「いいね!日本酒。」にご参加されている方の「実際に飲んでいる日本酒の良いところ、好きなところランキング」になっています。

「ブームの頃のワインもーー例えばブルゴーニュの良いものなどはすごく高いんだけどーそういうお酒ばかりだった。フランスのラングドックとか大量に造られて、それなりにおいしくて手頃な価格のものもあったのに、日本には入って来なかった。ところが10年ほど前からはそういうワインもたくさん入っているので、ワインの方が身近なお酒になってしまっている。日本酒を見直すきっかけがなかった。

でも、最近、日本酒の若い造り手が増えて来たことはいいきっかけになっていますね。造りもするし、試飲会にも出てくるので、飲み手が『自分と同世代』だと親近感が湧いている。

そして、何よりお酒のレベルが上がったことが最も大きな要因だとは思います。しかもワインなどと比べて安い。ワインのフルサイズボトルは安いといってもおいしく飲めるのは1000円台〜。日本酒で1000円台なら純米吟醸の4合瓶が買える。なのに、知らない人はまだ日本酒が高いと思っている。お酒の会も、近年は女性がすっごく増えているのに、昔のように男性ばかりで行きにくいと思われている」

確かに、それぞれの会の個性もありますが、若い女性も増えて来ましたし、女性ばっかり!ということもありますね。

「それに、昔は名酒居酒屋や郷土料理の店などでなければおいしい地酒がなかったけれど、今ではフツウの居酒屋さんでもおいしい地酒を置いている。若い料理人兼オーナーのお店が増えていて、彼らが自分の料理に合うおいしい日本酒を選んで置くようになって。しかも完全な和食というより、オリジナルの洋風なアレンジもあったり、居酒屋自体も変わって来ているから、気がついている人は、日本酒もおいしいものだと分かって来た。和洋中がミックスしている自宅でも構えずに飲める。

それが、このアンケートの結果にも現れている、と思いますね。『いろんな料理と楽しめる』というポイントが最も多いのは嬉しいですね。みんな、料理と楽しんでるんだ、と思いました。日本酒は種類や銘柄を選べば、いろんな料理に合うし、カジュアルで身近なものとして楽しんでどんどんハマってる」

質が高いのにカジュアルに飲めるのが日本酒のいいところ、なんですが、

「日本酒は珍味が必須と思っている人も、まだほんとに多いんですけどね」という。

そうは言ってもワインのおかげ?

そろそろ山同さんご自身について、と思うのですが、日本酒への思いで、山同さんのお話が止まりません。

「日本酒を料理に合せて選ぶようになったのは、やはりワイン・ブームを経て来たことが大きかったと思いますね」

突然ふって湧いたようなワイン・ブーム。それに対応して、ワインについて書ける数少ないライターをされていたことで、その頃の事情については良〜くご存知です。

「あの頃、『ワインも日本料理に合いますよ』っていうプレゼンテーションもたくさんやったんです。そうして、みんなワインにハマっていった……。

だけれども、時間が経ってふと気づいたら、日本酒だってそうだ!と。そのことに、料理の作り手も、さらにはお酒の造り手も気づいたんですよ。

昔は日本酒しか飲まない造り手がほとんどで、食べるのも地元の郷土料理だったからそれに合わせたお酒を造る。現代では、飲み手はもちろん造り手もワインや焼酎、さまざまなお酒を飲むし、和洋中、様々な料理を食べる。その食生活に合せたお酒を造る。飲み手も変わったけれど、ちゃんと造り手も変わっているんですよ。

そういう意味では、完全な地酒、というカラーは薄れて来ているとも言えますが、郷土料理自体も少しずつ変化をしていますから」

その土地の料理に合せたお酒、その土地の風土から生まれるお酒、だからこその地酒。その一方で、物流と情報の発達、活発化により、都市部のみならず、地方の食文化も変わって来ています。全てが均一化されているかというとそんなはずもなく、地方色、地方の嗜好はやはり残るものですから、そこへ新たな味や香りが加味されて来た、複雑でバリエーションが増えた、という、なんとも贅沢な時代に突入しているということがいえるのですね。

「かつては、隣りの県のお酒さえ飲む機会がなくて、そのために、東京や大阪へ行く、という蔵元さんの話を聞いたことがあります。地方では、20年前には隣町のお酒さえ飲む機会がほとんどなかった。逆に考えると、それでやっていけたわけです。そういう意味では、細かい区分けで地方色が豊かに生きていたといえます。

そういう特性が崩れて来た、という見方もありますが、その反面、他の町や県のお酒を知ったことで、全体的にレベルが上がって来た、ということですから。

それ以前に、お酒に関して言えば、意識して料理に合せたというよりは、日頃の食生活で培われた味覚が反映されて、自ずと料理に合っていた、という部分が大きかったのではないかと思いますね。それを素直に表現して、お酒に反映させて来た。

ただし、かつては男性しか飲まなかったから、食事の前に珍味でお酒を、というシーンが多かった。今は、女性も飲めるし、食事の場面に当たり前にお酒がある、という風景になっている。それはワインの飲み方を知ったからだと思うんです」

「日本酒の日」に合わせて大阪で行なわれた「日本酒1週間」というイベントの初日、10月1日のゲストスピーカーとして登場した山同さん。会場には大阪の酒蔵『秋鹿』の社長もいらして、ステージに。

そう考えると、現代の若い杜氏や蔵元が自分の食生活、郷土料理と外国の料理も含めた様々な料理を食べることで培われた味覚を反映することは、自然の成り行きでもあると言えるでしょうね。似た料理を食べていても、同じお酒は生まれないのですから。

日本酒はワインに押された、と思っていたのですが、ワインが日本酒の間口を広げてくれたんですね。
しかも、お米からできる日本酒は合わない料理はないといえるほど。

「誰かがコメントを書かれてましたよね、お米は日本人のDNAだ、って。日本人に合わないわけがないんです。

私にとって、『ワインは恋人、本格焼酎は気の置けない仲間、日本酒は連れ合い』みたいなもの。女性だったら夫、男性だったら奥さん。ワインほど違いの幅は大きくないけれど、その分、微妙な違いが楽しめて、余計にハマってしまう。いつもそばにして当たり前のもの、なんですね」

出版社で雑誌編集を担当されていた頃、吟醸酒を普及させた篠田次郎先生と出会い、先生主催のお酒の会に足を運び、先生に執筆を依頼して一緒に全国の酒蔵を回ったという山同さん。それが日本酒の認識を新たにして魅力を知ったきっかけといいますから、幸運なスタートであり、鍛えられたともおっしゃいます。

その後、ワインに興味を持ち、ソムリエの資格を取ったところに空前のワイン・ブーム。「忙しかった!」そうです。そして、再び日本酒へと帰って来て、少々緩やかではあるけれど、日本酒にもやっと光が差して来た。正にミューズでした。

さらに、山同さんといえば、いつも首から下げている一眼レフ。高校時代は写真部だったという腕前で、前述の取材では写真も担当されました。どこかの記者さんだったか、立ち話をしていた際、「文章が良くて、その上、写真も撮れて、盤石だよね」と、ふともらした言葉も、ごもっとも。それを持ってして日本酒へ力を傾けていらっしゃるのですから、……頼もしすぎます。

山同さん、お忙しいところをありがとうございました。

さて、次回、お二人目は女優の福山亜弥さんです。

質問は、
「あなたが日本酒に合わせてみたいお料理は?」
http://bit.ly/GVJwDH
奇しくも、今回が総論、次回が各論、といえる流れとなりました。
引き続き、ご投票をお待ちしています。


リッチーからのメッセージ「ENJOY MUSIC & SAKE!」

リッチー・ホウティン氏の胸に輝くさかずきんちゃん!

恒例となりました、直前告知、m(__)m。しかも、明日です。

しかし、いつものお酒の会とはちょっと違います。テクノDJのスーパースター、カリスマ、大御所、申し子(どう表現してもなんだか……)リッチー・ホウティン氏、ただいま、「SHIBORITATE TOUR」を敢行中。このタイトルからも分かるように、日本酒大好きで有名なのです。なにしろ、ウェブ検索すると「リッチー・ホウティン」と打っただけで、「日本酒」と検索サンプルが出てくるほど。酒蔵訪問、Sake & Live「ENTER. Sake」を繰り返して、日本を縦横に行き来しておられます。

ツアーのラストを飾るメインイベントが明日、東京で2年目となる「WOMB ADVENTURE TOKYO 2013」です。もちろん、「SAKE BAR」ありです。

No.1DJ、Kyoto Night!

かつてちょっとだけ、音楽関係にいたDendenですが、正直、テクノというと、クラフトワーク、YMOで止まっている。その間に、テクノも進化していて、ちょっと懐かしさも感じられて。
それと同時に、リッチーさんの日本酒愛を目の当たりにして、ちょっと感動してしまいました。

心から、「日本酒、飲もうよ! おいしいよ」と語りかけてくれる姿。「僕が情熱を傾けるのは、1に音楽、2に日本酒」とにこやかに、さわやかに言い切る姿。それを実践して、スペイン・イビサ島でプロデュースする巨大なイベントでは、sake barを開き、訪れる各国の若者に日本酒を紹介しています。

「だけど、気づいた。日本の若者が日本酒の素晴らしさを知らない」。

そして、日本でもsake bar 併設のイベントを開催。それが「ENTER. Tokyo @  WOMB ADVENTURE」です。

先日、行なわれた京都でのイベント「ENTER. Sake @ KYOTO IYEMON SALON Hosted by Richie Hawtin」で、リッチー氏は会場の日本の若者に語りかけました。

「もっと日本酒の素晴らしさを知ってほしい」

そこに訪れていたのは、「リッチーは好きだけど、日本酒は知らない」がほとんどで、残りが「日本酒は好きだけどリッチーは知らない」「リッチーも日本酒も好き!」。なんとも不思議な空気が流れていた。そんな人たちが、お酒をいただいて、音楽に身を委ね、「リッチーもテクノも、お酒もいいね」と変わっていったのです。リッチーとその音楽に会いたくて来た人と、おいしい日本酒が飲みたくて来た人が言葉を交わす。

なにしろ、お酒の出方が半端でなかった。リッチー・ファンにはおなじみ「蒼空」を始め、「澤屋 まつもと」「鍋島」「梵」「新政」「而今」というセレクションで用意していた分はあっという間に無くなり、予備にと用意した、「獺祭」「花陽浴」などなどの秘蔵酒も続々と出されたけれど、それも瞬く間にカラになった。たくさんの人が日本酒のおいしさを知ってくれた、と思う。

初来日した際、「日本の料理だけを食べたい、日本の飲物だけを飲みたい」とおっしゃったというリッチー氏。日本酒と出合い、興味を持ち、後日、小さな酒蔵へ赴き、そして思ったのが、

「日本酒はインディーズだ」。

小さな酒蔵が手をかけてお酒を造り、世に送り出していく……。

それは、小さな部屋で曲を作り構想を練って、スタジオやライブスペースで録音した音を世に送り出していく……、世に問うていく、その姿に似ていた。

そして、自分のインディーズ時代とも重なり、一気に日本酒の世界にはまり込んでしまった。その思いは今でも変わらず、言葉にするそうです。

しかし、そこで止まらず、独自の啓蒙活動に突き進む。有り難すぎます。世界を相手に、今では日本も相手に日本酒の魅力を伝えて孤軍奮闘。

彼こそ、さむらい、なんだなぁ、と。

お待たせしてます近日公開の新連載「日本酒のためなら」(あと数日でスタートします)、本編もスタートしていないのに、番外編のような心境です。

先日、京都で行なわれた「ENTER. Sake @ KYOTO IYEMON SALON Hosted by Richie Hawtin」を取って出し。「ひやおろしブログ」と呼ばれて久しいdendenですが、「SHIBORITATE TOUR 2013」に敬意を表して、「搾りたてフォトリポート」です。

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*****12月14日「WOMB ADVENTURE 2013」*****

日 時:2013年12月13日(土) 21時~06時
場 所:幕張メッセ
入場料:前売り6,000円
H P :http://wombadventure.jp/