『天狗舞』×八芳園=贅沢すぎます!

わずか14人で蔵元を囲む優雅な時間

左より、車多専務、高橋料理長、横田広域担当リーダー

「目黒の『八芳園』で、蔵元を囲む会があるようなんです。取材してみませんか?」
はいはい、お酒の会ですね。
と、送られてきたサイトを開いて、驚きました。

場所はもちろん、広〜い庭でのウェディングで知られる「八芳園」。その本館に続いた和食レストラン=白金料庭「槐樹」です。
さらに、その内容。

蔵元=『天狗舞』車多酒造さん
お酒=「古古酒 純米大吟醸」、「山廃純米大吟醸」、「山廃純米酒」、
「五凛 純米酒」、「グランリュクス梅酒」、「山廃にごり酒」
料理=日本酒に合う料理5種
会費=10,000円!
定員=14名!

しかも、タイトルが「蔵元さんと一緒にお酒を楽しむ会」第一回。
てことは、二回目もあり、ということですよね。このコストパフォーマンスの高さで、続けられるのか?

食事会の取材はもちろんですが、それより、その背景がとても聞きたくなって、企画した、八芳園経営企画室企画課の窪田理恵子さんにお話を伺いました。

——この条件で、このお値段、安すぎませんか?
「そうなんです。車多さんがよく了承してくださったなと、感謝しています」
——それもそうなんですけど、可能な金額なんですか。
「それは、なんとか。料理長もとてもやる気になっていて工夫してくれて……」
——1回目ということは2回目もあるんですよね?
「はい、構想はできていて、2月初めに、と思っています」

——発案は窪田さんですか?

「そうです。もともとこちらのホールで県酒造組合主催のお酒の試飲会や、お酒の協会の試飲会なども数年前から開いていただいているんですが、それを担当しておりまして。それ以前から、ワインの会もやっていますので、お酒の会は比較的、慣れているんです。もともとお酒とかが好きなんですよ(笑)。レストラン担当や仕入れ担当なども、こういった食べること、飲むことの企画が好きで。

それに、自前の会場ですから。『槐樹』は今年の9月にリニューアルしまして、庭を眺めるカウンターで気軽に本格会席もいただけるような雰囲気になっているんです。もともと結婚式場ですから、予算や演出など、お客様の様々なニーズに対応するのが仕事。つまり、その延長線上なんです。やるなら、自分でお金を出してでも行きたいイベントを作ろうと思いまして。今回は、私も含め、スタッフもふつうにお金を払って参加しますから」

納得いたしました。

もうちょっと人数が増えても良いですから、ぜひ、長く続けてくださいね。


「いいね!ランキング」上位蔵に聞く〜 あさ開

「上位のお蔵さん3軒くらいからご協力をいただいて、人気の秘訣を探っちゃおう」とはじめたこのシリーズ。予想以上に好評とのことで、ロングラン決定!です。

ほぼ日発信、お客様目線の情報を伝えて12位

「いいね!日本酒。」には、3ヶ月ほど前にご参加いただきました「あさ開」さん。ちょうどその直前の7月、立ち上げた前任の佐々木さんから引き継いで、楽しそうに更新されている様子が見えるような本社営業部・営業企画課・森有希さんにお話を伺いました。

実は、入社するまで、お酒は好きでも日本酒は飲んだことがなかったという森さん。東京で学生時代を過ごし、働いた後、盛岡に戻り、そうして出会ったのが地元密着企業、日本酒の酒蔵あさ開さんだったのだそうです。

余談ですが、業界関係者の方とお話をすると、意外に多いのです、「入社するまでは日本酒はあんまり……」という方。他の部分で魅力を感じて入社されるようですが、結局、みなさん、「でも、今は大好きです!」。魔力は魅力より強し、でしょうか。

もちろん、森さんも「すっかりその魅力にハマってしまった!」お一人です。

入社当初から前職であるweb製作の経験を生かしたネットショップを担当。facebook(以下、FB)担当者と入れ替わるように、現在のお仕事に就かれたとのこと。FBには、前任の方を含め、数人が関わっていて、その中には村井社長も。とはいえ、ほとんどの部分を森さんが担当されています。

読者の方のコメントも多く、そのお返事も短くないようなので、大変では?と伺うと、

「コメントを読ませていただくのが楽しいし、嬉しいですから、返事もつい書き込んでしまうんです」

とのこと。それというのも、ネットショップ時代には、メールでのやり取りも多いため、書くことは苦にならず、それよりも直に接するコミュニケーションが楽しいようです。

そのよい例が、ひと手間かけた写真。最近のものには吹き出しまでついていていました!

「盛岡の人は素朴であったかいんですが、それ故にシャイで、カメラを向けてもこっちを向いてくれないんですよ。後ろ姿では寂しいので……。写真に手を加えることは、かつての仕事経験から、面倒というよりは好きでやってることで、今あるソフトを使ってできる範囲で工夫しています」

FBを担当してからは、ネタ探し=取材のために様々なところを見て歩く必要があります。冒頭にあるように、入社までは日本酒知らず、入ってからはどっぷり?な日々。これまで、なかなか酒造りの現場をちゃんと見る機会はなかったこともあり、日々、発見の連続だそうです。

その目線で、ユニークなクイズなんかも出されています。

「日本酒についてはまだまだ勉強中。社員でもありますが、日本酒の一ファンとしての目線でいろんな発見を伝えていきたいと思っているんです」

それと同時に、Uターンしてきた人間だからこそ見える、盛岡の町や人の魅力も伝えていきたいとのこと。町あっての酒蔵ですから。

最近で印象強かったことは?

「杜氏がね、目が合ったとたん、『今年のできがいいんだよ。この5~6年のなかで一番の出来だよ!』と、嬉しそうにおっしゃったんですよ。こちらから伺う前に。私も嬉しくなって、杜氏のその気持ちを伝えたい!と思いますよね!」

思います、思います。

そして、これからは、読者の方とのコミュニケーションを形にしてみたいと話します。それは、

「FB上で意見を集めて、そこから新しいお酒を作り出してみたいと思ってるんです。ネットショップでは、お客さんのアンケートから、何種類かのパッケージを作ったりしています。近所の酒屋のご用聞き、という感覚でずっとやってきているんです。FBでも気持ちは同じなので、それをさらに一歩進めて、お酒を本体を、と。作り手は消費者の方と接する機会が少ないですし、消費者の方の意見を作り手に届ける機会も少ないですから、そこをつないでいけたら、と。まだまだ遠い夢ですけど。」

FBから生まれたお酒、飲んでみたいですね。ネーミングも勝手にいろいろ考えちゃいます。

そんなアットホームさが、FBに訪れた人を引き込んで、ぽちっと「いいね!」したくなるのかもしれませんね。

シャイな社員にはフキだしでフォロー(左)。 搾りの初日には多くのメディアも取材に訪れた。嬉しそうな藤尾杜氏。

最後になりましたが、「昨年の震災以降、みなさんの励ましやご支援に勇気づけられ、とても感謝しています」、とのことでした。内陸側のあさ開さん自体も多くの支援をされていることを付記させていただきます。

アンケート結果はこちら
facebookの「いいね!」ランキングはこちら
 


「居酒屋甲子園」、決戦は木曜日

「居酒屋から日本を元気に」を掲げ、覆面審査もある本気のコンペ

不勉強でお恥ずかしい。「居酒屋甲子園」って、知ってました!?
私たちがいつも、さんざんお世話になっている、あの「居酒屋」さんの大競技会。今年でもう7回目になるのだそうです。

「なにを、どう競うんだ??」と思ったら、これが、限りなく“マジ”。

「ミシュラン」並みに覆面モニター調査はあるわ、勝ち抜いたらプレゼンテーションはあるわ、4回の予選を勝ち抜いてやっと決勝戦に到達できる厳しさなんです。
参加店舗は全国から1320店! そして、決勝に進めるのはわずか6店。そこにいるだけでもすごいこと、ほんとに名誉なことでもありますよね。


6回目の様子。ドラマチックです。

今年、第7回の予選審査は、2012年5月〜9月に行なわれ、そしていよいよ、11月15日(木)に決勝戦が行なわれることになったわけです。

プレゼンにも力が入る。肴やだんじ(福岡県)。

それぞれの審査がまた、徹底しています。

==【決勝進出選定基準】==

◇[1次予選] 2ヶ月間の覆面モニター調査(対象:全参加店舗)
◇[2次予選] 各地区にて1次予選通過店舗への覆面モニター調査(対象:上位10%)
◇[3次予選] 各地区にて2次予選通過店舗によるプレゼンテーション・書類審査(対象:上位30%)
◇[最終予選] 各地区にて3次予選通過店舗によるプレゼンテーション・面談審査(対象:上位)
◆【決勝大会】 上位6店舗によるプレゼンテーション  (店舗活動のVTRと活動内容の発表)

なんと言っても、居酒屋さんはお客さん相手のお仕事。お店がステージのようなものですから、みなさん、きっと、楽しいプレゼンテーションを見せてくれるのではないでしょうか。
ただし、審査の基準は、一筋縄ではいきません。

==【日本一の決定基準】 ==

「最も学びと気づきを与えた店舗。」

……「学び」と「気づき」を受け取ってもらう……、難しいと思いませんか。
単に、「おいしい」とか、「お酒の品揃えがいい」とか、「スタッフがきれい・かっこいい・優しい」とか、「清潔」とか……、そんな一言で語れることではないかもしれません。

しかも、投票は、来場者全員によるもの。ちょっと思いついて覗いてみた、そんなアナタにも1票を投じる権利が与えられているのです。そんな人にも、「学び」と「気づき」を感じてもらわなければならない。それができたお店のみが、最高峰の栄誉を得ることができる……。

2011年の優勝は「居心地屋蛍上人橋店(福岡)」。つまり「日本一の居酒屋」!

今年、決勝に進んだ6店舗は、プレゼンテーション順に次の通り。

■牛もつと大衆鉄板料理 炎丸酒場五反田店(東京都)
■居心地屋 蛍 上人橋店 (福岡県)
■心に花を咲かせる酒蔵 もんきち商店(北海道)
■魚沼釜蔵 総本店(新潟県)
■呑処 弦 (茨城県)
■もぢょい有限会社 幕張本郷店(千葉県)

「S-1」に感激した、または行きそびれたアナタ、「居酒屋甲子園」もぜひその目で見届けておきたいもの。


なんと、第6回のメイキング映像もアップされています。

第7回居酒屋甲子園 決勝大会
日時:2012年11月15日(木)、10:00〜16:00 (開場9:00)
場所:パシフィコ横浜 国立大ホール
入場料:一般 5,000円(税込)、参加店舗・サポーター 3,500円(税込)
※当日券は、空席のある場合のみ販売いたします。ご了承ください。

詳細:http://izako.org/
問い合せ:NPO法人居酒屋甲子園事務局TEL:03-3816-6880、
E-mail:izako(a)izako.org(”(a)”を”@”に)
または、HP内にお問い合せフォームがあります。

写真・動画提供:居酒屋甲子園事務局


パーティ気分で出かけよう!「THE JOY OF SAKE TOKYO 2012」

今年も揃いました、おいしいお酒とおいしいおつまみ

今年も目前に迫りました「THE JOY OF SAKE TOKYO 2012」。11月6日に東京五反田TOCビルにて開催されます。
ハワイ・ホノルル発、ニューヨーク&サンフランシスコ経由で、10年目という節目の記念に東京上陸を果たしたのが3年前。
ホノルルやニューヨークで開催される、雰囲気をそのままに、いつもの試飲会とはひと味違ったスタイルで楽しませてくれます。パーティ気分で、ちょっとおしゃれしてでかけてみませんか。

華やかに楽しめるこのイベント、実は、ホノルルで審査が行なわれる国際酒会主催「全米日本酒歓評会」というアメリカ最大の日本酒コンペティションの出品酒を味わう会なのです。カテゴリーごとに置かれたお酒の前には、鑑評会さながらに蛇の目のきき酒猪口とスポイト。アメリカンテイストも加わって選ばれた入賞酒、味わってみたいですよね。

出品酒は、日本はもちろん、アメリカやカナダからも届き、「大吟醸A」(精米歩合40%以下)、「大吟醸 B」(精米歩合50%以下)、「吟醸」、「純米」という4つのカテゴリーに分けて審査されます。審査員はアメリカ側から5人、日本から5人の計10人によるブラインドテストで、審査基準はバランス、香り、味、総合評価の4つ。ただし、吟醸酒では重視される香りも純米酒ではこだわらなくて良いなど、酒の種類による特性も考慮しているそうです。
それらの中から、2段階で審査され、金賞、銀賞が選び出されるのです。

今年2012年度も、「いいね!日本酒。」参加蔵の方々がたくさん入賞されています。
その中で金賞受賞は、佐賀県の天山酒造さんが『大吟醸 飛天山』(大吟醸A)、『七田 純米吟醸』(吟醸)、『地酒 天山』『七田 純米』(純米)と、4つの金賞を受賞したのをはじめに、山口県・酒井酒造さんが『五橋 吟醸原酒』(吟醸)、『五橋 イセヒカリ 木桶造り 生酛純米酒』(純米)のダブルで、新潟県・尾畑酒造さんの『真野鶴 百弐拾式 大吟醸原酒』(大吟醸 B)、新潟県・吉乃川さんの『越後純米』(純米)が、それぞれ金賞を受賞しています。
おめでとうございます!

さらに、金賞受賞酒の中からこれまでの累計得点トップに贈られる「エメラルド賞」、各部門上位3位となる「ベスト3ゴールド賞」と最高得点の「トップゴールド賞」が設けられています。
会の冒頭で表彰式も行われますので、ぜひ、最初から来場して祝福の拍手を送りましょう。

後は、おいしいお酒と、名店の料理を楽しむだけ。
今年の参加レストランは以下の通りです。
「アルポルト」「重慶飯店」「Passo a Passo」「Cave de Gamin et Hanare」「霞町三○一ノ一」「DANLO」「白金 Baru」「越乃寒梅 Manjia」「葡呑」「酉玉」「駒八」「地酒遊楽 裏や  酒菜家・野崎酒店・醸蔵」「福わうち」

では、去年の様子を見ながら今年を楽しみに待ちましょう。
併せて、去年のNYリポートもご覧下さい。

THE JOY OF SAKE TOKYO 2012
日 時:2012年11月6日(火) 18:00〜21:00
場 所:五反田TOCビル 13階特別ホール
入場料:8,000円 ($100)