日本酒をおいしく提供するために

下段はテイスティング競技会で決勝に残った8人と「飲食店日本酒提供者協会」理事長(右)、松崎晴雄さん(左から5人目)。優勝した笠原佑介さんは左から6人目。

飲食店主らが自ら動き出した

日本酒を扱う飲食店が急増している昨今。日本酒ファンとしては嬉しい現象です。が、それらが全て本来の味で提供されているか、ちょっと不安に思うこともあります。

日本酒に興味を持ち始めたばかりといった人たちには、特に飲食店で味わうお酒が情報源の多くを占めることになります。そこでおいしいお酒に出合えるか否かは、重要なことですよね。お酒がちゃんと適正な状態で保存され、お酒を活かす方法でサーブされたか、その意識が高いお店&高いスタッフと出会うか、それは、飲み手である私たちはもちろんですが、送り出している酒蔵にとってより気になる問題でしょう。

酒蔵が丹誠込めて醸した日本酒を、正しい知識を持って、最良の状態で客に提供していくためにと、もともと日本酒に力を入れて提供している飲食店主や従事者有志が自ら動き出し、2013年9月17日に結成された「飲食店日本酒提供者協会」。結成以降、日中や仕事の終わった深夜など、勉強会、情報交換などを重ねています。

いずれは、日本酒を保管、提供する際の基本要項や注意点などをマニュアル化し、資格システムの整備までもって行こうというものです。

そして、協会の設立発表を兼ねて、先月、初の協会主催イベント「SAKENOVA サケノバ」が行なわれました。

一般消費者向けの試飲会と、日本酒を扱う店主やスタッフなど、従事者向けの日本酒テイスティング競技会の2本立てで行なわれました。

2部制で行なわれた試飲会は、早い時期にチケットが完売し、合計で700人も訪れたそうです。試飲用の盃には、このブログでもご紹介したカネコ小兵製陶所さんの「ミニ一献盃」4種類の中から選ぶことができました。加えておつまみには、生ハムや馬肉、カナッペにおかき、という、ユニークなセレクション。新鮮な驚きもあり、食べ合わせも楽しめました。

その同じ頃、日本酒を扱う飲食店スタッフの方たちが、きき酒のコンテストに挑んでいたのでした。待合室代わりの廊下では、飲食関係の仲間と談笑したり、楽しそうな会話も聞かれましたが、すでに緊張感が伝わってきます。中に入るとそれぞれが神経を集中させて、お酒と向き合っています。そして、栄えある第1回の受賞者は、2位が梶川大輔「大塚 地酒や もっと」勤務、1位 笠原佑介「丸八 高田馬場本店」勤務。

お馴染みのお店の方もいらっしゃるとは思いますが、せっかくの機会なので、試飲会場の日本酒ファンと、競技会々場にいる飲食店関係者の両者をリンクさせるタイミングがあっても楽しかったのではないかな、とも思いました。

————— 「SAKENOVA サケノバ」 —————

【日 時】2014年5月25日(入れ替え制)
・・・・・1部=13:00(12:45開場)〜15:00、2部=16:00(15:45開場)〜18:00
【場 所】渋谷・シダックスビレッジ2F

<<2014 参加蔵元一覧>>

01)『陸奥八仙』(青森県) 02)『阿部勘』(宮城県)
03)『乾坤一』(宮城県)  04)『ゆきの美人』(秋田県)
05)『新政』(秋田県)   06)『春霞』(秋田県)
07)『一白水成』(秋田県) 08)『白瀑』(秋田県)
09)『冩樂』(福島県)   10)『一品』(茨城県)
11)『来福』(茨城県)   12)『浅間山』(群馬県)
13)『巌』(群馬県)    14)『結人』(群馬県)
15)『屋守』(東京都)   16)『鶴齢』(新潟県)
17)『遊穂』(石川県)   18)『亀齢』(長野県)
19)『福無量』(長野県)  20)『秀峰喜久盛』(長野県)
21)『三千櫻』(岐阜県)  22)『開運』(静岡県)
23)『忠臣蔵』(兵庫県)  24)『神結』(兵庫県)
25)『龍力 』(兵庫県)  26)『雨後の月』(広島県)
27)『富久長』(広島県)  28)『賀茂金秀』(広島県)
29)『天寶一』(広島県)  30)『宝剣』(広島県)
31)『美和桜』(広島県)  32)『寿喜心』(愛媛県)
33)『亀泉』(高知県)   34)『南』(高知県)
35)『七田』(佐賀県)   36)『鍋島』(佐賀県)


6月は「日本酒フェア」を中心に。

1日過ごすつもり!?で行きましょう!
*「日本酒フェア」内ミニセミナーのスケジュールを追加しました。2014年6月10日

 

6月はイベントが山盛り!

5月に行なわれた「全国新酒鑑評会」を受けて行なわれる「日本酒フェア」に全国から蔵元さんが集まることから、その前後には大きなイベントも続いて、ちょっと浮き足立っちゃいます。

(小さなイベントもありますので、よろしく♪)

「日本酒フェア」だけをとってみても、1日いても飽きないほど、内容豊富で様々なプログラムが行なわれています。
蔵元さんも揃う47都道府県のブースが並び、各蔵入魂の鑑評会出品酒を試飲、セミナーに参加、などなど、やることがいっぱいなので、たっぷり時間を取って行きましょう。
昨年の様子は後半です。

*****6月21日「第8回全国日本酒フェア2014」*****

【日 時】2014年6月21日(土)  11時~19時30分(入場は19時まで)
【場 所】池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA
【入場料】前売券3,500円 / 当日券4,000円(公開きき酒会と全国日本酒フェアの共通券)
当日券1,500円(全国日本酒フェアのみ)
【チケット】*以下の「日本酒フェア2014」(公開きき酒会と全国日本酒フェアの共通券)
チケット販売サイトで
e+(イープラス)      http://eplus.jp/sake/ (パソコン・携帯) ファミリーマート(直接購入)
・チケットぴあ http://pia.jp/t/ (パソコン・携帯) TEL:0570-02-9999 「Pコード:626-583」
・JTBエンタメチケット http://jtb.co.jp/ticket/ TEL:0570-03-0311
JTB各支店、JTB総合提携店、コンビニエンスストア(第1部0237305、第2部0237306)
【主 催】日本酒造組合中央会
第8回日本酒フェア2014」http://www.japansake.or.jp/sake/fair/about_nihonshu.html

■日本酒造組合中央会主催イベント・スケジュール(HPより)
(日本酒の飲み方、楽しみ方、杜氏さんの語らいなど各30分で7講演を4回開催)
12:00  「食べる日本酒~ひと振り酒パワー~」
・・講師:日本酒スタイリスト こばた てるみ氏
13:00  「平成25酒造年度の新酒鑑評会について」
・・講師:独立行政法人酒類総合研究所 品質・安全性研究部門 部門長 藤井 力氏
14:00  「夏の日本酒クールスタイル」
・・講師:トータル飲料コンサルタント 友田 晶子氏
15:00  「酒造りの今昔~ベテラン杜氏と女性杜氏との対談~」
・・講師:菊正宗酒造(株)杜氏 小島 喜代輝氏(株)今田酒造本店 杜氏 今田 美穂氏
16:00  「食べる日本酒~ひと振り酒パワー~」
・・講師:日本酒スタイリスト こばた てるみ
17:00  「酒造りの今昔~ベテラン杜氏と女性杜氏との対談~」
・・講師:(株)福井弥平商店 杜氏 中倉 恒政氏、灘菊酒造(株) 杜氏 川石 光佐氏
18:00  「夏の日本酒クールスタイル」
・・講師:トータル飲料コンサルタント 友田 晶子氏日本酒セミナー
■その他
オープニングセレモニーを「第8回全国日本酒フェア」会場で開催。
(保護者同伴の場合でも未成年者の入場はお断りしておりますので、あらかじめご注意ください!!)

■同イベント内、ミニセミナー・スケジュール

==「ワイングラスで楽しむ日本酒セミナー」==

リーデル日本酒大吟醸グラスで日本酒をテイスティング。
なぜワイングラスで日本酒?・ワイングラスで広がる日本酒の楽しみ方・きき猪口とワイングラスでの比較試飲
講師:山田聡昭(酒文化研究所)
【日 時】2014年6月21日(土) 12時~18時30分、所要各30分で全7回
・・
(1)12:00~、(2)13:00~、(3)14:00~、(4)15:00~
、(5)16:00~、
・・(6)17:00~、(7)18:00~
【場 所】日本酒フェア(サンシャインシティ・東池袋)ブース番号「47」
【参加費】当日1,500円(試飲代、リーデル・オー・SAKEテイスター大吟醸グラス[定価税込み 2,387円]込み)
【参加方法】参加を希望される方は事前に(株)酒文化研究所内 主催者サイトの下記申込みフォーマットで登録を。または当日、空きがあれば現場にて。
2014http://www.finesakeawards.jp/2014/awards2014.html
【主 催】ワイングラスでおいしい日本酒アワード

==燗酒試飲セミナー「燗酒のおいしさ倍増メカニズム」==


なぜ燗酒でおいしさ倍増
・温度で変わる日本酒の味わい
・おいしさ倍増体験試食
講師:狩野卓也(酒文化研究所)
【日 時】2014年6月21日(土) 12時30分~19時、所要各30分で全7回
・・(1)12:30~、(2)13:30~、(3)14:30~、(4)15:30~、(5)16:30~、
・・(6)17:30~、(7)18:30~
【場 所】日本酒フェア(サンシャインシティ・東池袋)ブース番号「46」
【参加費】当日500円(試飲代込み、参加を希望される方は事前に登録を)
【参加方法】参加を希望される方は事前に(株)酒文化研究所内 主催者サイトの下記申込みフォーマットで登録を。または当日、空きがあれば現場にて。
https://www.s-db.jp/entry?k=c2b2935cb7fa0d8913b5c21a88d9aa68747%2CDe
【主 催】スローフードジャパン燗酒コンテスト


『聖地巡盃』、能登へ!

みなさん、真剣! でも、この後、楽しい試飲と能登のおつまみが待っている。

今年は能登に注目! 事前に学んで充実した旅に。

日本酒は、主食である米などの収穫を感謝して神に捧げ、神と共に祝ったもの。神さまと日本酒は深いつながりがあります。同時に、神社は昔からその土地の守り神。その土地の風土や歴史と切っても切れない神社と日本酒をベースに旅をしよう。それが「聖地巡盃」です。(詳しくはこちら

日本に数ある杜氏集団の中でも、南部杜氏、越後杜氏、但馬杜氏と並んで「日本四大杜氏」に数えられる能登杜氏。地元・北陸はもとより、近畿、中部、関東にまで足を運び、能登四天王と称される名杜氏も排出してきました。そんな能登杜氏の故郷、能登町に、酒蔵と神社を訪ねて旅してみましょう。

そんなテーマでツアーを組み立て、まずはモニターツアーを企画しました。そして、旅の内容を充実させる大きな要因である基礎知識を学んでいただくため、事前の勉強会を開催。酒造り、神社、国の動き、などについての講義が組まれました。

今回のセミナーは、各人の意識の高さでも知られる「アカデミーヒルズ」の会員制ライブラリーのメンバーを対象としたもので、六本木ヒルズにある六本木ライブラリー
にて行ないました。普段、ライブラリーで仕事や勉強をされている方が、今回は日
本酒を学ぶために参加され、そこに、ツアー参加者や一般公募の招待受講者も参加
となったのでした。70人の定員を遥かに上回る応募があったそうです。みなさん、
熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。

講師も豪華です。

「國酒プロジェクト」や「酒蔵ツーリズム(R)」については、観光庁観光地域振興部観光資源課々長の新垣慶太さん、神社の成り立ちや日本酒との関わりについては、神社本庁参事の瀬尾芳也さんと、お二人とも「一般の方に向けてお話しする機会はほとんどない」とおっしゃるように、とても貴重な機会でした。

続いて、能登の風土や祭り、そして日本酒について、 数馬酒造の5代目 、社長数馬嘉一郎さん。酒造りについては杜氏の四家裕(しやけゆたか)さんが、「今日はまだ飲んでいないので、喋りが滑らかにいくかどうか……」と笑わせ和ませてくれながら、話してくださいました。

ここではまず、振る舞い酒が配られたのですが、これが、能登杜氏組合鑑評会に出品されたお酒をブレンドしたスペシャルなお酒。他では絶対飲めません。ほの甘く、深みのある味わいでした。

「聖地巡盃推進委員会」から、今回のモニターツアーに関するご案内がありました。様々なツアープランもHP 「聖地巡盃」で紹介されていますので、ぜひ参考にしていただき、楽しい旅を。

その後は、お待たせしました!の試飲会&交流会。ここからは『竹葉』『谷泉』『大江山』という能登町3蔵のお酒が揃い、鶴野酒造からは女将さんも駆けつけてくださいました。お酒を注いでもらいながら、蔵元や杜氏さんと楽しそうに話す姿も数多く見られましたね。

会場では、能登大好きで能登町ふるさと大使も務めている写真家・中乃波木さんの美しく、あったかい写真がスライドショーで紹介され、気分は能登!

そして、お酒のアテには、銀座の能登料理店「のとだらぼち」から、 能登牡蠣のマリネといしるに漬けたかわはぎの干物が用意され、これが良く合う!

今年は能登に注目です。


「JOY OF SAKE TOKYO 2013」〜東京の場合。

神に捧げる優美なフラダンスを楽しめる贅沢!

ハワイで行なわれる日本酒鑑評会「全米日本酒歓評会(U.S. National Sake Appraisal)」」に出品されたお酒を味わってみよう、というのが「JOY OF SAKE」。だから、輸出に積極的な酒蔵さん、海外ではどんな風に味わわれるのだろう、と意欲的な酒蔵さんなどが、主に出品します。

「日本酒フェア」の海外展開版的なSAKE PARTY

輸出する場合は、アルコール度数の有無で関税に差が出ることもあり、ほとんどが純米酒。そして、大まかに言ってカジュアルなお酒は現地生産、高級なお酒は日本からの輸入品で、という位置づけになっていることもあり、日本から「JOY OF SAKE」に出品されるお酒は全て特定名称酒で競われます。

そんな「JOY OF SAKE TOKYO 2013」もあと1ヶ月を切りました。

お酒も楽しみですが、お酒と一緒に味わえるおつまみも大きな魅力。東京、地方を問わず、有名・人気レストランや居酒屋さんが、この日のための特別メニューを作ってきてくれます。数に限りがありますので、お早めに。

以前、NYの様子もリポートしましたが、ここでは359銘柄が出品された去年の様子を。

***** 参加レストラン・居酒屋 *****

「アルポルト」「重慶飯店」「Passo a Passo」「霞町三〇一ノ一」「Danlo」「越乃寒梅 Manjia(マンジャ)」「葡呑(ぶのん)」「福わうち」「白金バル」「酉玉」「駒八」「地酒遊楽 裏や 酒菜家 野崎酒店 醸蔵(かもぞう)」その他……

*****11月7日 「JOY OF SAKE 2013 TOKYO*****

日 時:2013年11月7日(木) 18時~21時
場 所:五反田TOCビル(13階特別ホール)
入場料:8,000円($85)
チケット:購入方法はこちら。または、以下で販売中。
「JOY OF SAKE」オンラインチケットストア
CNプレイガイド:セブンチケット(セブンコード:025-035)
チケットぴあ:Pコード624-645 / e+(イープラス
問合先:「JOY OF SAKE」事務局
http://www.joyofsake.jp/

 

 


「ミス日本酒」も花を添える「JOY OF SAKE 2013 TOKYO」

 

左から宮坂醸造宮坂社長、料理評論家・服部栄養専門学校 理事長・校長・服部幸應氏、「全米日本酒歓評会」「JOY OF SAKE」オーガナイザーのクリス・ピアスさん、司会を務めた宮坂公美さん。

日本以外では最大規模の日本酒鑑評会「全米日本酒歓評会(U.S. National Sake Appraisal)」に伴って行なわれ、2001年からの歴史を持つ「JOY OF SAKE」。10周年を記念して、日本酒の故郷、日本の東京で初めて開催されたのが2010年でした。そして、今年4年目を迎える「JOY OF SAKE 2013 TOKYO / ジョイ・オブ・サケ 2013 東京」。11月7日に開催されます。

 

ホノルル、NY、東京と、ワールドワイドにSAKE PARTY

これまで、このブログでも2011年11月に「JOY OF SAKE 2011 NY」を、2012年11月に「JOY OF SAKE 2011 TOKYO」をリポートしてきました。

「JOY OF SAKE」は、ハワイに拠点を置く「国際酒会」が主催する「全米日本酒歓評会」の結果を受けて、各蔵自慢の出品酒を有名レストランのおつまみと共に味わおうというもの。

今年も約380種の、酒蔵が自信を持って造りあげた日本酒がホノルルに送られ、8月13・14日に行なわれた「全米日本酒歓評会」に於いて審査されました。

大吟醸A(精米歩合40%以下)、大吟醸B(精米歩合50%以下)、吟醸(精米歩合60%以下)、純米、という4つのカテゴリーに分けられ、日本から5名、現地から米国人4+英国人1の5名の審査員によって採点された結果が発表されています。

そして、16日にはホノルルで「JOY OF SAKE 2013 HONOLULU」が開かれ、来月、9月26日(木)には「JOY OF SAKE 2013 NY」が開催されます。

さらにそこから、グランプリ賞などが選出され、蔵元が集まる東京の会では、各賞の表彰式も行われ、栄えある受賞者へ表彰状も手渡されます。

先月、今年もたくさんの人に楽しんでもらおう!と、本番さながらにキックオフ・パーティが開かれました。本番は、もっとハワイ色の強い、楽しい会となります。すこしだけ、その雰囲気を味わってみてください。

***** 参加レストラン・居酒屋 *****

「アルポルト」「重慶飯店」「Passo a Passo」「駒八」「越乃寒梅 Manjia(マンジャ)」「酉玉」「裏や」「白金BARU」「福うちわ」「霞町三〇一ノ一」「CAPOLAVORO」「すずや」、「DANLO」、その他……

*****11月7日 「JOY OF SAKE 2013 TOKYO*****

日 時:2013年11月7日(木) 18時~21時
場 所:五反田TOCビル(13階特別ホール)
入場料:8,000円($85)
・・・・チケット:購入方法はこちら。または、以下で販売中
・・・・「JOY OF SAKE」オンラインチケットストア
....CNプレイガイド:セブンチケット(セブンコード:025-035)
・・・・チケットぴあ:Pコード624-645 / e+(イープラス
問合先:「JOY OF SAKE」事務局 http://www.joyofsake.jp/

 

***** 「ミス日本酒」募集中!*****

今回はもう一つ、大きな発表がありました。

そ・れ・は……、「ミス・日本酒」の募集と選出が行なわれ、「JOY OF SAKE TOKYO」で正式発表されるというのです。

(詳細はこちら

日本酒大好き! 日本酒できれいになりました! 日本酒のおいしさ伝えたい!
そんなアナタ。

応募〆切は8月31日です!

「『ミス日本酒』で、日本酒を世界に広めましょう! ご応募、お待ちしてま〜す!」

そして、またしても直前告知! ごめんなさいっ!……でした。

 


今年は60蔵!で競う「美酒早慶戦」

※昨年の蔵別順位、ボトルデザイン賞に追加記載しました。(8月19日)

楽しんでいるような、限りなく真剣に競っているような、緊張感がありつつ、和気あいあいとした雰囲気がなんとも言えない「美酒早慶戦」……。

第2回目となった昨年は、見事総合で慶應が初優勝。ご当人たちの喜び方も半端ではなかったのですが、前年の落胆ぶりを見ているこちらにとっても「ほっ」と胸を撫で下ろす結果となったのでした。

「絶対負けられない戦い」が、ここにもあった!

ウワサを聞きつけては「参加したい」と申し出てくれる蔵元もお客さんも増えているそうで、かなり浸透して来ているようですが、まだまだ広がってほしいところ。

参加酒蔵はすでに60を数えているそうです。まだ、最終決定は出ていないそうなので、現時点では、昨年の参加蔵を参考にしてほしいということのようです。発表され次第、情報を追加いたしますので、その時はまたお知らせいたします。

出品酒の規定は純米大吟醸のカテゴリーのみ。各蔵が最高峰といえる酒を持ちよって競うわけです。つまり、当日は、その美酒を味わえる、ということになります。

参加者全員が審査員となり、ラベルが分からないように黒い袋で覆ったボトルから試飲。それぞれの主観で与えられた3点を配点。時間内に集計して、最後に華々しく発表されます。最強の飲み手である人たちが採点するわけですから、この名誉は、ある意味かなり大きいものでしょう。自ずと力が入ってしまうのも……。

そして、元々が、被災蔵支援の手段としてもスタートしたものだけに、それぞれの蔵から持ち寄ったノベルティグッズなどをオークションにかけたりと、ただのお祭りで終わらせるものではありません。
次のようなことを目的として開催されているそうです。

1. 早慶の蔵元が率先するグローバル化、…地域振興のための活動を支援する。
2. チャリティーを募り、その収益金をあしなが育英基金を通じて東日本大震災孤児支援に役立てていただく。
3. 参加者全員が審査員となり、「蔵元出身大学対抗」という切り口で、各蔵の個性と美味しさ、そして「勝負」を楽しむ。
4. 参加者と蔵元との交流と親睦を深める。

総合優勝の結果も楽しみですが、個人賞の結果はとても興味深い。10位くらいまで発表していただけたら、と思うのは私だけではないかと……。

そんな、短いながらも深〜い歴史を踏まえて開催される第3回。盛り上がらないはずがありません。

*****9月7日「第3回美酒早慶戦
~早慶所縁の蔵元60数蔵の純米大吟醸が集結~」*****

日 時:2013年9月7日(土) 12時30分(12時開場)~15時30分
場 所:コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
(http://www.tobuhotel.co.jp/ginza/access.html)
入場料:参加費/男性8,500円 女性7,500円
主催:美酒早慶戦大会実行委員会
◆問い合せ/杉原(メールアドレス:es13281328@yahoo.co.jp)

ーーそれでは、昨年の白熱した様子をご覧下さい。

<2012 参加及び出品蔵元一覧>>

〈早稲田蔵〉22
01)『あさ開 極上旭扇』あさ開(岩手県) 02)『澄天』男山酒造(山形県)
03)『國権』国権酒造(福島県)     04)『蒼天伝』男山本店(宮城県)
05)『麒麟山』麒麟山酒造(新潟県)   06)『米川』高沢酒造(長野県)
07)『萬歳楽』小堀酒造店(石川県)   08)『渡舟』府中誉(茨城県)
09)『菊泉』滝澤酒造(埼玉県)     10)『嘉泉』田村酒造場(東京都)
11)『曙光』熊澤酒造(神奈川県)    12)『笹一』笹一酒造(山梨県)
13)『白川郷』三輪酒造(岐阜県)    14)『東龍』東春酒造(愛知県)
15)『喜久酔』青島酒造(静岡県)    16)『若葉』若葉(岐阜県)
17)『出雲誉』竹下本店(島根県)    18)『雁木』八百新酒造(山口県)
19)『栄光 しずく媛』栄光酒造(愛媛県) 20)『獺祭』旭酒造(山口県)
21)『山丹正宗』八木酒造部(愛媛県)  22)『李白』李白酒造(島根県)

〈慶應蔵〉29
23)『国士無双』高砂酒造(北海道)  24)『雪の茅舎』『由利正宗』齋藤酒造店(秋田県)
25)『陸奥八仙』八戸酒造(青森県)   26)『大山』加藤喜八郎酒造(山形県)
27)『刈穂』『出羽鶴』秋田清酒(秋田県)28)『まんさくの花』日の丸醸造(秋田県)
29)『浦霞』佐浦(宮城県)       30)『東光』小嶋総本店(山形県)
31)『玄宰』末廣酒造(福島県)     32)『鶴齢』青木酒造(新潟県)
33)『真野鶴』尾畑酒造(新潟県)    34)『真澄』宮坂醸造(長野県)
35)『加賀鳶』福光屋(石川県)     36)『手取川正宗』吉田酒造店(石川県)
37)『梵』加藤吉平商店(福井県)    38)『副将軍』明利酒類(茨城県)
39)『いづみ橋』泉橋酒造(神奈川)   40)『箱根山』井上酒造(神奈川県)
41)『臥龍梅』三和酒造(静岡県)    42)『津島屋』御代桜醸造(岐阜県)
43)『玉乃光』玉乃光酒造(京都県)   44)『喜楽長』喜多酒造(滋賀県)
45)『櫻室町』室町酒造(岡山県)    46)『小鼓』西山酒造場(兵庫県)
47)『御前酒』辻本店(岡山県)     48)『西の関』萱島酒造(大分県)
49)『源』八鹿酒造(大分県)      50)『千代の園』千代の園酒造(熊本県)
51)『瑞鷹』瑞鷹酒造(熊本県)

*** 2013年「美酒早慶戦」結果 ***

総合優勝:慶應義塾大学

蔵別賞:優 勝『浦霞 山田錦 純米大吟醸 20BY』(佐浦/宮城県・慶應)
————準優勝『獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分』(旭酒造/山口県・早稲田)
————準優勝『陸奥八仙 純米大吟醸 華想い40』(八戸酒造/青森県・慶應)
————4 位『酒仙栄光 純米大吟醸 40』(栄光酒造/新潟県・早稲田)
————5 位『臥龍梅 純米大吟醸 山田錦』(三和酒造/静岡県・慶應)

ボトルデザイン賞
————『きりんざん ブルーボトル 純米大吟醸』(麒麟山酒造/新潟県・早稲田)
————『小鼓 純米大吟醸 路上有花』(西山酒造場/兵庫県・慶應)


「IWC 2012」メダル受賞酒決定!

お気に入りのお酒は入りましたか?

 

金メダル受賞酒

ワインのコンペティションとしては世界最大規模にして最高権威とされる「IWC〜International Wine Challenge 」。そこに、Sake部門が開設されてから6年目となり、注目度もますます上がっています。そんな中、東日本大震災の影響で輸出の手続きが煩雑な状況のため、6年目にして、初めて、日本で審査が行なわれました。

審査結果発表会場(日本酒造会館)。左から、日本酒造青年協議会の新会長となった「蓬莱泉」関谷醸造の関谷健さん、IWCのオーナーでマネージング・ディレクターのアンドリュー・リード氏、日本酒部門審査の責任者であるサム・ハロップ氏、イベント・ディレクターのクリス・アッシュトン氏。

 

審査は虎ノ門にある「日本酒造会館」で2日間に渡って行なわれました。

国内開催ということもあり、これまでで最多となる292蔵689銘柄が出品し、激戦となりました。5部門で争われるその内訳は、【純米酒】が147蔵169銘柄、【純米吟醸酒・純米大吟醸酒】が192蔵246銘柄、【本醸造酒】が53蔵54銘柄、【吟醸酒・大吟醸酒】153蔵170銘柄、【古酒】が48蔵50銘柄。輸出手続きが不要で出品しやすい、ということもありますが、それだけ浸透しているということでもあり、昨年の約1.5倍の出品数となったそうです。

今回の審査は、日本人19人、日本人以外19人という計38人の審査員によって29・30日に行なわれました。

審査の様子も見学させていただいたのですが、7組に分かれて、689銘柄の中から担当するお酒を判定していく、というもの。これはワインのやり方だそうで、銘柄名を隠したボトルから各自でワイングラスついで利き酒をし、チーム全員が一通り利き終わったところで、ディスカッションし、チームリーダーが意見をまとめて判定を下していくのです。

チームリーダーを務めた日本酒ジャーナリストのジョン・ゴントナーさんも真剣な表情です。

日本語、英語が飛び交う中を歩いていると「これは・・はあるけど、・・なのが気になる」とか、「……そうか、今回は、その主張を尊重するよ」「じゃ、これはCでいいね」とか……。活発に意見を戦わせている場面も見受けられました。

初日の夜には懇親会が開かれ、これまで叙任された酒サムライの方々や、各省庁の関係者の方々が多数みえていました。

前回の金メダル受賞酒
左から、関谷健さん、酒サムライコーディネーター兼 IWCアンバサダーの平出淑恵さん、酒サムライ ロンドン代表 兼 IWCアンバサダーの吉武理恵さん、日本酒造青年協議会前会長・酒サムライ本部IWC担当の「王紋」市島酒造・市島健二さん。

3日目の結果発表では、総評として、「とても質が上がっている」という感想と共に、ワインが2週間かけたのに対し、出品数の差はあれ、2日間で判定しなければならないのは、かなりたいへんなことだったとも。

今回は、特別措置として日本で行なったものだが、今後も選択肢の一つとして考えられないことではない、とも話しておられました。

 

今後の予定としては、6月15日の日本酒造青年協議会、及び酒サムライ事務局で「日本酒フェア」に「IWC」日本酒部門金メダル受賞酒を紹介、販売するブースを開設。6月20日にトロフィー受賞酒を発表(酒サムライホームページ上)。9月11日(ロンドン時間)には、各賞の表彰、及びパーティーが行なわれる「IWCアワードディナー」で『チャンピオンsake』も発表され、表彰が行われます。 11月には、日本で、ワインを含めた受賞酒の試飲イベントも予定されているとのことです。

==金メダル受賞酒==

【純米酒】
・「大信州 N.A.C 浜農場」(大信州酒造㈱/長野県)
・「本洲一 無濾過純米酒」((名)梅田酒造場/広島県)
【純米吟醸酒・純米大吟醸酒】
・「北雪 純米大吟醸 越淡麗」(㈱北雪酒造/新潟県)
・「純米吟醸 雪の茅舎」(㈱齋彌酒造店/秋田県)
・「秘伝山廃 雪の茅舎」(㈱齋彌酒造店/秋田県)
・「大信州鑑評会出品仕込壜囲い純米大吟醸」(大信州酒造㈱/長野県)
・「天山 純米吟醸酒」(天山酒造㈱/佐賀県)
・「梵 夢は正夢」((資)加藤吉平商店/福井県)
・「純米吟醸酒 飛露喜」((資)廣木酒造本店/福島県)
・「福寿 純米大吟醸 黒ラベル」(㈱神戸酒心館/兵庫県)
・「くろさわ 純米吟醸2009」(黒澤酒造㈱/長野県)
【本醸造】
・「本醸造 妙高山」(妙高酒造㈱/新潟県)
【吟醸酒・大吟醸酒】
・「大吟醸 福小町」(ナショナル物産㈱木村酒造事業部/秋田県)
・「越の誉 大吟醸」(原酒造場㈱/新潟県)
・「燦欄 大吟醸」(㈱外池酒造店/栃木県)
・「燦然 大吟醸 原酒」(菊池酒造㈱/岡山県)
・「松の寿 大吟醸原酒 源水点」(㈱松井酒造店/栃木県)
【古酒】
・「熟成古酒 飛騨の華 酔翁」(㈱平田酒造場/岐阜県)
・「東光 秘蔵古酒 生もと本醸造原酒」(㈱小嶋総本店/山形県)
・「華鳩 貴醸酒8年貯蔵」(榎酒造㈱/広島県)
・「賀茂泉 純米吟醸永年古酒1997」(賀茂泉酒造㈱/広島県)
・「山吹 ゴールド」(金紋秋田酒造㈱/秋田県)

 


「THE JOY OF SAKE」in NY、そして東京で

THE JOY OF SAKE NY報告!

11月に入りましたね。今年も残すところあと2ヶ月となりました。
余談ながら、10月1日が「日本酒の日」なら、11月1日は「すしの日」なんだそうな。他にもいろいろあるようですが。

さて、先月後半、ほとんどとんぼ返りのような状態でニューヨーク(以下、NY)に行ってきました。
というのも、今年、11年目に入った日本酒イベント、 「THE JOY OF SAKE」 を見てみたかったからなのです。10年目という節目の年だった昨年は、日本でも初めて開催されたので、参加された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本酒人気も定着したNYでは、数多くの日本酒の試飲会が開催されています。その中の一つが「THE JOY OF SAKE」。主催しているのは「国際酒会」。ハワイに本部があり、日本酒の美味しさと文化を海外に広めることを目的に設立された非営利団体です。2001年にハワイ・ホノルルで第1回が開かれ、2004年からNYでもスタート。 サンフランシスコで開かれる年もあり、日本以外の国で行われる日本酒専門の試飲会としては、最大規模なのです。

まず、300種を越える日本酒がエントリーする全米最大規模の鑑評会「全米日本酒歓評会」が9月にホノルルで行われ、吟醸酒、純米酒などカテゴリーごとに受賞酒が決定。その結果を携えて、高級レストランなどが提供する酒肴、オードブルの料理とともに日本酒を楽しんでもらおうというものです。ホノルルでは9月9日に開催されました。

今年のNYの会は東日本大震災からの復興支援ということもあり、日本の外務省との共催でした。収益の30%が津波で酒蔵や家を流されてしまった岩手県と宮城県の蔵元に寄付されるそうです。

また、会場は、チェルシー地区にある、かつて倉庫だった建物の1階と地下の2フロア。趣きがあり、それぞれ様子もちょっと違って、とってもすてきな雰囲気でした。 その様子は写真でご覧ください。

そして、いよいよ「ジョイ・オブ・サケ・東京」。11月8日(火)の開催まで1週間を切りました。

326種類というプレミアム・サケに加え、NYからは「炙り屋錦之介」ほか、日本からは「Nobu Tokyo」ほかといった、有名飲食店がずらりと揃い、自慢の酒肴やオードブルを提供します。
いつもとちょっと違ったお酒の会に、ぜひ足を運んでみましょう。

「ジョイ・オブ・サケ・東京」

日時 2011年11月8日(火)/午後6:00~9:00
会場 五反田 TOC ビル
13階特別ホール
料金 ¥8,000(お一人)
※収益の一部は、東日本大震災で家族を失った蔵元への義援金とする。

ーー「THE JOY OF SAKE」in NYーー

出足は意外にゆったり。旧倉庫とはいえ、風情のある建物だったなぁ。
鏡開きで会がオープン。樽酒はもちろん、来場者にふるまわれた。
カテゴリー別に分けられているので、同じ銘柄でも数カ所に分かれることも。スポイトで自分の器に移す鑑評会方式で、東京の会も同様。
料理カウンターの前にも常に人だかりが。
パーティに人気だというおむすび。おむすびもそれぞれかわいく、ディスプレイも華やかだ。
カウンターの奥で盛りつけながら提供。人気のブースは作れど作れど追いつかない。sakeのお供にボリューム感のある肉料理も。欧米らしい。
スポンサーでもある「WORLD SAKE IMPORTS」に委託している蔵元さんたちもNY入り。
きき酒師で日本酒PR会社酒ディスカバリーズ代表のチズコさん(中央)は昨年、 「THE JOY OF SAKE」鑑評会の審査員も務めた。  
あっという間にこの込みよう。
左が「WORLD SAKE IMPORTS」の代表であり、「THE JOY OF SAKE」の元会長、現在は理事のクリス・ピアース氏。